ある遭遇

私は脳性麻痺の車椅子使用者です

健常者の主人とともに暮らしています

こないだ原宿に用があり主人と立ち寄りました

その日はとても暑い日で

ある所にジェラートが売っている販売者を発見したんです。車でした。

女性ふたり男性ひとりの店員さんたちにジェラートを

売ってもらおうと近づきましたが3人とも声をかけようとも動こうともしません

明らかに想定外のことに固まったようでした

私が車椅子だからか?と

一瞬よぎりました。

1分ほどマネキンのように女性店員がふたり男性も固まってたんで主人がたまらず

「あの、売ってないんですか」

と声をかけると

男性店員がようやく重い口を開き

「あの抽選制なんです当たってる方は階段の下に並んでもらいます」

主人はあーじゃあいいですと言って立ち去ろうとした

車にはでかい音楽のみかかっていた

なんの対応もなく細かい説明もないことに怒りを感じた

あとでよくしらべたら

それは米津玄師さんのジェラートカーだった

原宿だというのにファンでないものが来たら固まるなんてどういうマニュアルだ。

いろんな人が集まるとこだ

米津玄師さん自身に、罪はない

運営の問題だろう

想像力を働かせて欲しい

ファン以外何も知らない客が来るということも

お店を開いている以上それはごく当然の話だ

売れないと言って帰して

ネットでの販売がある説明もなかった。

ファン以外には冷たいプロモーションと感じたのは残念だ


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