蔵前のまちのこと#6
5回の連載でお伝えしたかった、蔵前のまちのこと。
ちなみに、カチクラエリアに行くなら、谷中でtokyo bike をレンタルして回るのがオススメ。谷中・上野・浅草・蔵前あたりを1日で見て回れるし、自転車もカッコイイ。
このまちは、地方都市でも学ぶべきところがぎゅっと凝縮されたまちだ。
僕は、インタビューを通じて見えてきたカチクラエリアの今の盛り上がりを支えているのは、以下の点だと解釈している。
①ものづくりのまちの文脈を活かしていること
②ものづくりに携わる人たちの強いネットワークがあること
③他所者を受け入れる気風があること
④若手を育成する装置があること
⑤地元の有力者が若手を信頼して任せること
⑥新規事業者が現れる循環ができていること
こうやって、一時期衰退の一途を辿っていたこのエリアが、10年足らずで急速に再生している。
真似をすればどこでも同じようにうまくいくわけじゃないので、福島のまちに落とし込むにはどうすればいいかを考えなくちゃいけない。
福島のまちで実践していく方法論をこれから考えていきます。
ふくしま空間創造舎 上神田健太
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