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空想都市「FUKUSHIMA BONCHI」の始まり

 ■はじめに

 新型コロナウイルスの煽りを受けている福島の飲食店などの支援ができないかと、これまで検討を重ねてきました。福島・伊達エリアの状況を聞いてみると顕著だったのは、各種イベントの中止、飲食店への来店客数の減少、飲食店に直接卸している農家の販路停止、などの状況です。

 そんな中、私たちが持っているスキルでできる支援として行き着いたのは、これまでずっと続けてきた「まちをつくる」ということ以外ありませんでした。リアルに人が集まれない中、どうしたら豊かなまちがつくれるのか。現時点でできることは、ウェブ上に仮想のまちをつくり、そこで経済活動行われる状況をつくることだと考えました。

 実在する福島盆地という地理上のエリアを都市に見立て、その地域内で経済が循環する仕組みをつくりたいと思います。みんなで力を合わせてFUKUSHIMA BONCHIをつくりましょう!

■STORY

 ここは、ウェブ上にだけ存在する空想都市『FUKUSHIMA BONCHI』。

 周囲を高い山々に囲まれたこの都市は、独自の文化圏を築き、長い間自分たちの営みを守っています。山裾に扇状地を有したこの盆地は、肥沃な土壌に恵まれ、果樹や野菜などの畑が一面に広がっています。

 春には、色鮮やかな花々が山一面に咲き乱れ、夏の夜には、沸き立つような太鼓や笛の音に合わせて若者たちが雄壮に舞い,秋にはたくさんの作物の収穫を祝い、冬には身を寄せ合って温かな食事とお酒を愉しみ、次の春に備える。そうやって、1日1日を自然の移り変わりと共に過ごしています。

 盆地の中で採れた新鮮な野菜たちは、畑の隣にあるレストランに運ばれ、腕利きのシェフによって、様々な料理に形を変えていきます。色とりどりのサラダが盛られた木の器やスプーンやフォークは、近くの森の木から切り出してつくられたものです。

 ふと外を見ると、公園ではパフォーマーたちが技を競い合い、アーティストは自己表現に勤しみ、ミュージシャンは自分の音楽を追い求めています。ここでは、どんな個性も受け止められるのです。

 ここで暮らす子供たちは、この盆地で多様な文化に触れ、大地の恵みを分かち合い、先人たちの知恵を学びながら、成長していきます。大人になると、この盆地から旅立っていきますが、外の世界で学び、またこの土地に帰ってきます。この盆地は、そうやって永い間、大地を受け継ぎ、人々の営みを続けてきたのです。

■ページの使い方

FUKUSHIMA BONCHIは、コンセプトに共感してくれた人たち(ショップ、農家、飲食店など)でつくられたウェブ上の都市です。福島に実在する場所ばかりなので、ウェブ上で実際にお買い上げいただくことができます。

 都市のイラスト上で、気になる場所をクリックすると、そのお店のウェブサイトに飛ぶことができます。いろんな場所をクリックして、福島のまちでの買い物をお楽しみください。

 新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、この困難を乗り切り、魅力的なお店や農家など、このまちの個性を担保してくれる大切な人たちのために、このサービスが少しでも役に立ちますように。

■ただ今、盆地の住人を募集中!

<参加対象>

・福島近郊で、お店を経営されている方、農家さんなど、本サイトを使って商品を販売したい、情報を載せたい方。(ご連絡いただいた方に詳細をお知らせ致します。)

・福島盆地と謳っていますが、それ以外の地域の方も、共感いただける方はどなたでもご参加いただけます。中通り、浜通り、会津のどなたでもご参加くださいませ。県外の方もご相談いただければ掲載を検討いたします。

・ウェブショップをお持ちでない方でも、ホームページやSNSなどを掲載したいという方も歓迎しています。

<掲載料>

無料(新型コロナウイルスに関連する支援として取り組んでいます。)


<お送りいただきたい情報>

1.建物の外観写真(ビルに入っているテナントの方などは、要相談)

2.ショップ名や屋号など

3.ジャンル(飲食店、アパレル、デザイン、音楽、農家など)

4. お店がある行政区(福島市、伊達市など)


↓例えばこんな人に参加してほしい↓

・ウェブ販売を始めたいが、やり方がわからない。

・テイクアウト情報をウェブで発信したい。

・既にウェブ販売をしているので、拡大したい。

・ウェブの販促に困っている。


■ウェブサイト設立のための寄付金を募っています。

 東邦銀行 桑折支店 普通 545164

 株式会社 家守舎桃ノ音 代表取締役 上神田健太

■お問い合わせ

・FB、instagram、twitterでメッセージ

・yamorisyamomonone@gmail.com

・024-573-9013


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