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#6 ルックバックを読んだ話

どうも、好きなお寿司はハマチ、るーるるです。

梅雨明け、、梅雨明けーー!!!
梅雨が明けた途端にめちゃくちゃ晴れ、暑すぎます。
こんなちゃんと暑くなるのか、と
自然に対して融通の効かないやつだと思いました。
でも夏は好きです。自然ありがとう。


いきなりですが、皆さん読みましたか。
ルックバックですよ、もちろん。

ファイアパンチ、チェンソーマンなどを描かれてる
藤本タツキさんの読み切りでジャンプ+で公開されました
物語は2人の女の子が出会ってからの人生を
描き上げているシンプルなものです。

まだ読んでない方は是非、、

さて、ここから読書感想文です。
多少のネタバレをきっと含んでしまうので、
読まれてない方で、読むかも、、な方は
どうぞお先に読むことをお勧めします、、。


ルックバック、タイトル通りに背中をみろ、と。
藤野ちゃんは突然現れた自分よりも絵が上手い京本ちゃんの背中を追い続けて漫画の世界に入っていく。
不登校だった京本ちゃんは4コマを描き続けた藤野ちゃん
の背中を追い続けて絵の世界に入っていく。
互いが互いの背中を追って成長していく物語、、。

この物語は冒頭のDon'tで始まり、
最後のページのIn Angerで締められる。

起こってしまったことは仕方がない、
ただその過去に怒りを向けることは良くない。

あの時部屋から出さなければ、に潰されそうな藤野ちゃんに京本ちゃんはあの頃のサインを見せることで、
そんなことを言っていたような気がした。
実際藤野ちゃんのあのサインは京本ちゃんが外に出なければ存在しなかったものだし、藤野ちゃんの漫画を描く理由は、紛れもなくあの日や京本ちゃんとの日々が根強くあるだろうし。

藤野ちゃんは描き続けることを選ぶ。
描き続けることが過去の全てを繋いでいくことになるのだろうか、、
忘れないために想いを繋ぐのは創作全体の意味なのかもしれない、、と思いました。
偶然かどうかわからないけど、
有名なアニメーション会社の件もあの学校の様に
唐突に奪われた未来だったけど、
それに対していつまでも怒りに支配されるんじゃなく、
藤野ちゃんのように前に進み続けることがきっと、、。

なんて、まだまだ読み込みが足りないけど、
とても面白かったです、ルックバック。
個人的には藤野ちゃんのひたむきさに
ブルージャイアントの大が重なってしまって、まるで
お前はこれだけ向き合っているのか、
と諭されてるようでした。
どのような未来を勝ち取るのも楽な道はないですね。

何が言いたいかもわからないけども、
なんだか言えることなんて何一つないぐらいの
素晴らしい作品でした、読めてよかった。

皆さんも良ければぜひ、、

ではでは。

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