誰かに届け-ファッションと現実のすり合わせ-
ちょっと誰かの役に立ったらいいなと思っておすすめしてみることにした。
下記、前書き長いですが。最近私が試していることと、現実的にファッションを考えるのに役に立った本の紹介です。
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最近、ファッションにいくら使うのが妥当なのかわからなくなった、という悩みを吐露しました。
私のファッションとお金|momonoki (note.com)
そして、この何日かで、上の「ファッション以外に使うとしたら」に向けてとりあえず全部動き出しました!パチパチ。
内容が内容なので細かく言わないけど、とにかく「行動」しました。
いつのまにか、本を読む=行動した気になっていたので、私にしては大きな進歩です。
あとはいかにルーティーンにしてストレスなく継続できるかがカギだな思っています。
で、結局上の疑問が出ていたのは、過去のプラスチック案件が影響していて。
いつまでもとらわれていても意味ないから、自分がファッションに求めているものってなんだろうな?コンセプト通りの格好してどうしたいんだろうな?と考えていくと、私の場合は「周りの人と良い関係を築く」でした。
さかのぼれば、若いとき「今はおしゃれを優先しよう」と超おしゃれしていた時期、おしゃれって言われることを目的にしていた期間も、求めていたことは同じだったと思います。
でも、うまくいかなかった。
それはファッションだけを完璧にすることに邁進してしまったからかもしれないし、そもそも誰かと長期的な関係を築こうなんて思ってなくて、むしろ認めさせたい、というような攻撃的な気持ちが裏にあったからかもしれない、と思います。
これもそれも今だからわかることだけど。
でも、あまりに現実が辛くておしゃれに現実逃避しつづけたら、いつの間にか自分がからっぽになった気がしました(これはおしゃれのせいではなく、自分のせい)。
そして、自分のことも大嫌いになってしまったので、街中に知人から声をかけられるのも嫌、見つけられるのも嫌、になり、自分が持っていたほぼすべての物(集めたブランドもの含む。でも再会して、あれ・・?ってなっているのでそれはまた今度。)を処分しました。誰かに気づかれたくなかったし、消えたかったので。
で、量販店で買った服とあいまいなものを集めて、「ファッションに興味がない人」のコスプレをして過ごしました。そうしたら、何か見えてくると思っていました。
でも、それでもやっぱり何も起こりませんでした。
その当時の私は、おしゃれをすることで楽しいものが勝手に向こうからやってきてくれるor集まってきてほしい、という他力本願だったんです。
ファッションをやめた分の時間とお金でそれに代わる何かを探そうとしたか、というと、探したんだけど、やっぱり前述の「他力本願」がうっすら前提にあって、ファッションほどは頑張ってなかった、って思うし、本気だったかというとそうじゃなかったと思います。(もちろん、何年もぼんやりしていたわけではないので、本気で頑張ったものもあります。割愛。)
そう考えていったら、今またファッションを楽しめているのは嬉しいけれど、やっぱりファッション以外の何かをコツコツ自分の中に蓄積していきたいなと気づいて。
で、結局ファッションをやめたとして、そのお金と時間を何に使いたい?というのを考えたのが冒頭の記事でした。
まだ試行錯誤だけど、とりあえず行動行動!
数時間考えただけで「自分がこの先ずーっと続けたい大好きなことなんてでてくるわけない」(意訳、MEGUMIさんのどこかのインタビューより)
と気づき、「とりあえずやってから考えよう」としています。
ただ、テニスはまだやっていないです。
正直、テニスにお金をかけるなら、私はファッションにお金をかけたいんだよ。でも、テニスできたらいいなって思ったことは何度かあって、急にできるタイプでもないし、スポーツ楽しいよ!と誘ってくれている人もいるし、これはやってみるチャンスだよな、とは思っています。
*現実のmomonokiを知る人には「やめておけ」と言われました笑。へへへ。だってボールがすかっとラケットを空振りするから。へへ。
で、じゃあもうファッションはどうでもいいっすね!という気持ちには、ぜーんぜんならなかったんです。
周りと良い関係を築くためになんだか自分をいい感じにしてくれて、世の中に迎合しすぎず適度な自分らしさも出せて、ファッションでも、時間やお金をなるべくかけずに素敵になれたらいいな、って思ったんです。
・・・いや、きれいに書きすぎました。
ファッションは好きだけど、雑にいうと、あと5年くらいファッションを考えなくていい or 今後は5年間はそのときどきの流行を楽しんでちょっとだけ取り入れられるくらいになりたい。
つまりは今、もうそうできる「ファッションの土台」がほしい、でした。
ファッションは楽しい。でも私は前述した「読んだだけで」行動した気になるくせがあります(もっと言うたら、読書=本を読むという行動、と思っていましたから。間違ってはいないけどそこではないよね、っていう。)。
ゆえに、夕ご飯を食べてから、ネットサーフィンして洋服を探したり、ブログを読んだり、とっても楽しい時間なんだけど、はたと気づきました。
「この2時間、私なにもしてない」と。
この時間を勉強なり運動なりコンセプト活動したりなり、すればいいんじゃないの?と。それで、一日の時間を見直して、色々試している最中です。
それが冒頭の「色々行動はじめました」です。
そして肝心のファッション。
なんでネットサーフィンしてしまうかって、私には土台がないんですよ。
それに、多分負けず嫌いなのか、ファッションに関しては好きの幅が広いのか、あれもいいな・これもいいな⇒あれもできるかも!これでもできるかも!って思ってしまって…(本当はもっと排他的なんです)。
自問自答ファッションで考えた「なりたい」は、圧倒的にパンツスタイル×ダークカラーなのに、実際のクローゼットはほぼスカート×まろやかトーン(記事にしたデニムは持っています)で。
なんでこんなに違うんだろうね?
・本当は着たい
・着たけどなんかただ地味に見えた
・着すぎて先に服がダメになった
・あきらめきれない
・がつんとくるジュエリーや美容をやってない
上の、全部当てはまります。
で、お金とファッションにしぼっていろんな本やブログを読んだところ、見つけました。
『わたし史上最高のおしゃれになる!小林直子』Amazon.co.jp
勝手に自問自答ファッションガールズって名乗って、勝手に、他のファッションセオリー?の本を紹介してもいいのか、勝手に悩んでいますが、ここ最近いろんな環境や条件が異なる中で、どうやってファッションを楽しめばいいんだろう!うらやましい!というつぶやきをちらほらと見まして。
私は住んでいる場所でいえば都会に該当するけど、金銭面や身体面?(ハイヒールが履けるとか肌が強い等など)では、いいな~って思ってしまうことありました。
でもそれって、きっと自分の「なりたい」やロードマップが見えてきたからだと思うんですよね。せっかく見つけたのに、うわ~試着の旅できない、とか、うわ~たっけぇぇぇぇ!とかね。(言葉遣い悪くてごめんあそばせ)
でもそれって現実だよな、と思いまして。
私の最近のファッションに求めるものが前述の「5年くらいなんとかなる土台ほしい」で、これは考え方というより、もっと具体的なアイテムにそれを求めていました。
なので今は、小林さんの本を読みながら、カラーとかクローゼットのアイテムを書き出して、足りる・足りない、等をチェックしまくっています。
で、これね。その他にもいわゆるファッションに関する本をいくつか読んだところ、、、ファッションてルールあったんだ!(例:モノクロの考え方とか)っていうことが分かりました。
少人数自問自答ファッション教室では、私が参加した回は「自己実現したい」というメンバーだったので、初歩的なところは飛ばした記憶なのですが、マンツーマンの自問自答ファッションの資料には、ばっちり書いてありました。
・カラーを決めること
・まず最初はモノクロ(白黒じゃない)でそろえること
・1つずつアップデートしていくこと
あきやさーん!!!(メガホンで叫ぶ)
あきやさんに白ニット×黒パンツ×黒靴のコーデを送ったのも思い出しました。
でも、そのとき「どんなおしゃれな人もここから始めるんですよ」と言われたのに、「えっ?私白と黒合わせるの嫌いです。これっておしゃれじゃなくないですか?」みたいな生意気なトーンで、「私、初級すっ飛ばして上級コース行きたいっす」みたいなことを言った気がする…(遠い目)
でも今、基本の基本に戻ってきました。
なんで?って、自分のクローゼットは、地味に見えて実は主役です、みたいなちょっといやらしい感じだったからです。
地味でも、主役でもいいけど、私は地味なの!でも私がいるから他が引き立つの!とか、私は主役なの!私をたててほしいの!とそれぞれの服たちには、もっと堂々としてほしいです。
今実際に、来たいカラーと、手元にあるカラーがかなり違うのと、使いにくいカラーばかりを好んで集めていたので、そろえるだけでめっちゃお金かかるな、と思っています。
だから、とにかく試着しながら、「本当にこのカラーをメインにする?」とか、「これは夏でいいか」みたいな感じで、こまごました楽しくない作業をしています。(そう、全然楽しくない泣)
でも、これを経ることで、「あれ?私のクローゼットいい感じ!」とすら思わず、眠気眼でもどれを選んでも、ラピュタのシータのようにさっと身支度して冒険に繰り出せる日がくると信じて頑張っています。
小林さんの本を読んでいただくとわかるのですが、結構辛口です。
ほとんどの人が、全知全能の包容力のかたまり・あきや神に慣れていると、うわっ!と滅多切りにされる(しかし言っていることやファッションの基本的な考えは同じことを仰っている)と思いますので、読む際は気を付けてください。
何を「おしゃれ」と思うかは人それぞれなので、もうがんがん自分の道を行くぜ!って方よりも、「結局何買えばいいんだろう」(結局小林さんの本でもアイテムは自分で考えるんだけど)って方にはおすすめです。あと、抑圧されていた想像力や自分への禁止令がとれて、妄想クローゼットと現実の折り合いがむずかしい…ぐぬぬ!ってなったときはおすすめかもしれません。
以上、誰かの参考になったら幸いです。
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