産みの苦しみ

Bon Joviに In These Armsという曲がある

You know I need you
like a poet needs the pain

君が欲しい

詩人に痛みが必要なように

Bon Joviと言えば日本人でもよく知られるビッグバンド

僕もライブに行った事がある

結論から言うとめちゃ好きだ  

この歌はBon Joviにおいて変革期にあたるアルバムにおさめられている

アルバム名は「Keep The Faith」

信念を保て

とでも訳したらいいのか

一撃必殺のメロディ豊かなハードロック寄りだった彼らが生き残りと変化を求めて生み出した作品だ

当時賛否両論があったことをよく覚えている

彼らは

超一流の作曲家

超一流のギタリスト

超一流のドラマー

この3人にムードメーカーのベース

センスを加えるキーボーディストがいる

当時鉄壁の布陣だった

だからこそ

あれだけの名曲やアルバムを出し続けてこられたのだと思う

このアルバム名の通り「信念を貫く」というのは口に出すのは簡単だ

しかし現実は大きく違う

何かを作り上げる時

実際は「どこで妥協するか？」というのが現実だと思う

彼らはこのアルバムで

「変化を恐れるな」

「妥協をするな」

という誰しもがたどり着きたい切望する概念と焦燥感をうまく体現している

詩人が「言葉」を生み出すには痛みを経験しないといけない

そうすることにより人生の豊かな苦しみから

人に訴える「言葉」に重みが生まれるからだ

投資家はどうだろう

何を切望して何を犠牲にしてお金を生み出し次の段階へ歩むのか