若気の至り ワイナリーにて

先日の札幌行きの飛行機の中で
そろそろ葡萄の収穫やで、とミサちゃんからメッセージがきた。
そうか、そんな季節か。ワイン生産者の人たちめちゃくちゃ忙しくなるな、、お手伝い行きたいな、、なんて思っていたら

(ミサちゃんとは、京都の丸太町でバリオーレというワインバーを経営してる友人)

北大ジャズ研の友人と後輩女子で栃木のココファーム収穫祭に行った日のことを思い出したので私の若気の至りエピソードを1つ。

その日は小雨が降ったり止んだりで寒い日だった。葡萄畑の斜面の麓が芝生になっていて
坂田明さんやサイゲンジさんのご機嫌生演奏があり、ジュースのようなワインを飲んで
原木椎茸購入してご機嫌に過ごしていたら
飲みすぎてしまい、急性アル中寸前になって気づけば車椅子で救急ルームに運ばれてベッドに寝かされていた。

元気になったころ、なぜかタレントの勝俣です!という元気な人がいて、握手したけど酔っていて勝俣さんの足元しか記憶がない。
普通に長ズボンを穿いてらっしゃったので
「半ズボンじゃないんですか?」と質問したのは覚えている。

元気になったし、本当に皆さんご迷惑をおかけしました、さて帰ろうという時、後輩女子がいない。
彼女は自分の鞄と楽器(トロンボーン)を私が休んでいたベッドの横に置いたままどこかへ行ってしまった。探してもワイナリーのどこにも居ない。携帯で連絡を取ろうとしたら
携帯は彼女の鞄の中に入っている。

心配だったけど、もう1人の友人と帰りのバスに乗って帰宅した。

後日、後輩と連絡が取れた。
どうやら記憶が無い状態でワイナリーを抜け出し、国道を渡った農家の民家近辺をドロドロになって徘徊してたところ、一軒の優しいお家が助けてくれたそうだ。
お風呂に入って着替えを借りて、コタツで温まってたら、酔いが覚めて私は何故ここにいるの?とかそんな話。
彼女の荷物は私が預かっていたので、後日それを返しに池袋で待ち合わせて
お互いほんとバカだね、気をつけなきゃね、と慰め合って別れた。

忘れちゃもったいない青春のハチャメチャな話。


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