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北海道ノート - 8月の有珠山 思い出と違いすぎる火山

洞爺湖の朝

朝恒例の散歩。ステイ先から洞爺湖まで下りてくる。天気が良いしすがすがしい朝。対岸には完ぺきなフォルムの羊蹄山。

恋人同士のカワアイサが出発前のアイドリング中。

この後羽に油をたっぷり塗って、ブリッとうんこをして、漁へ出発していった。その始終を見ていました。かわいい。

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ステイ先は温泉街の一番山裾にある。朝の湖までの道。とことこ歩きます。

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有珠山金毘羅火口の噴火災害遺構

2000年に噴火した時の熱泥流で埋まった建物がそのまま残っている。緑の中に顔を覗かせる建物たち。

洞爺湖を見渡せたであろう団地や宿泊施設。

今は花や緑の楽園になっているのが、夢のあとって感じを強調してる。

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噴火した、有くん、珠ちゃんと可愛い名前をつけてもらった火口を見ることができる。

落ちたら登ってこれないぐらいのすり鉢傾斜の火口。ハイキング道の終点からそっと見る。水がたまり鴨が浮かび美しいエメラルドグリーンだ。この下にマグマの熱が蠢いているなんて想像できない。

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昭和新山

紅い岩肌が格好良すぎる。レンガのように土が焼けて赤くなったらしい。これが畑の中から盛り上がってきたというのだから、当時の人はすごく驚いたと思う。

でも、なんか子供のころの記憶と違うなー。

こんなに緑、生えてたっけ?山の途中まで登ったよね?

遷移が進んだそうです。人生の中で、こんなにわかりやすい遷移ビフォーアフターを見ることってあるかな。

緑をまとうと、昔の荒くれた山から妙に落ち着いた山に雰囲気がすっかり変わっている。緑と赤のコントラストがとても鮮やかだ。

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この後有珠山にロープウェイで登るも、暑さでダウン。子供たちは元気に火口を見に行っていた。

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