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20200619 私は堕落したい

フリーランスの魅力のひとつとして、労働時間の縛りがないということがあります。働きたいときにがーーっと働くことができるのは、私にとって大変大きなメリットです。

もう10年くらい前ですが、転職活動に勤しんでいた頃がありました。その頃は「残業の少ない会社で自分の時間をしっかり確保して暮らしたい」と思い、そういう条件の募集に応募したりしていたのですが、あるときふと気づいたのです。

「私、残業がしたくないわけじゃないわ。残業を抑制しろって言われるのが嫌なんだわ。」

要は、労働に時間の縛りを課されるのが嫌だったのですね。会社なので労務管理が必要なのはわかっているのですが、集中し始めたらずっと集中していたいし、集中するタイミングもコントロールされたくない。そもそも、私の集中力がめっちゃええ感じになるのは16時頃なんですよ。そこから定時までって考えたら、2時間くらいなわけです。

入社してしばらくは、出勤時間を9時~18時と10時半~19時半で選べる制度がありました。10時半出勤なら、エンジンかけてしばらく吹かしてガンガンに走って落ち着いてまとめという流れを定時内でも作りやすかったのですが、それが廃止され9時出勤を余儀なくされた頃から、私の心と身体にいろいろと無理が溜まっていったのだと思います。

まぁそんなこんなで他にもいろいろいろいろあって、気がつけば退職、そして独立。こうなってからの私は生活におけるさまざまな境界線が大変ユルいものとなりました。仕事も遊びも日々の営みも全部いっしょくた。ラインを引いてメリハリをつけて……という感覚が完全に薄れています。

要は、わたくし、堕落したかったのですね。仕事に溺れたいときは仕事に溺れ、遊びに溺れたいときは遊びに、食に溺れたいときは食に、睡眠に溺れたいときは睡眠に溺れたかったのです。会社にいるとそれがなかなかできない。仕事に溺れたくとも定時は来るし、終電の時間だってやってくる。そういう縛りが、わりと辛かったんじゃないかと思います。

で、今朝。タカノちゃんとふたり、「ただただ堕落する日」を近日で設定することにしてみました。近頃溺れ足りなかった“リラックス”にただただただただ溺れる日を作ろうじゃないか。

タロットを引いてみたらば、来週の月曜日を堕落DAYにすると良さそうだったので、そのように致します。火曜日はもともと外出の予定だったので、月曜日と火曜日は連続でPCから離れることになりますね。ええんちゃうか!たまには!めいっぱい溺れて、めいっぱい楽しもうっと。

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