初めまして!スピークバディとの邂逅

まだゼミ活動も始まっていない2年の春休み、私たちはスピークバディと初めての対面を果たした。サブゼミで扱うことになるらしいアプリ。でも、スピークバディってなんだ?正直聞いたことないけれど……

話を聞いていると、スピークバディとはビジネスマンには結構人気な、AI英会話アプリらしい。英語を学習するのにAIを活用している、非常に近未来的(?)なアプリだ。

最初アプリについて簡単にお話を伺ったときは、かなり好印象だった。日本人は恥ずかしがりやだから、コンピュータと会話練習するのはとっても効果的だと思う。当たり前の発想なのにぜ今までなかったのだろうか!

しかし気になるのは、月額1950円か~ということ。なるほどビジネスマンにとっては安いが、大学生にとってはちょっと高い価格設定な気も………

まあまあ、文句を言うのは実際の機能を見てからにしよう。

私は量産型怠惰属の大学生。わざわざプライベートで英語を勉強したいかといわれるとそこまでのやる気はないのだが、無料ならとりあえずやってみてもいいか……。アプリをインストールし、無料になるクーポンをありがたく使わせていただいて、レベルを設定する。デザインはシンプルで見やすく、サクサク画面も遷移する。なかなかストレスフリーの操作が可能ではないか?

では早速初めてのレッスンをやってみよう。

今日覚える表現は、「I'm having a hard time ~ ing」だ。最初に単語練習。結構簡単だけれど、これは最初だからなのだろうか。書けと言われたら迷うのだが、選択式ならもう少し紛らわしい選択肢を混ぜても良いのかもしれない。

次にリスニング。

思ったよりも音声が聞き取りやすい。私は英語があまり得意なほうではなく、特にListeningやSpeakingに関しては全く自信がないが、ちょうど良いスピードで会話が進行する。聞き逃してしまったと思ったら、一時停止することでもう一度聞ける機能は便利だ。問題は非常に簡単。

さて、このアプリの醍醐味(?)かもしれない会話練習。

画面に英文が表示されて、それを読むだけ。難しい単語はないし、つまるところも特になし。しかし驚きなのは、大して良くもない私の発音をしっかり音声認識して、理解してくれるところ。これはAI、結構優秀なのでは……?

いやでも、元の文が決まってるし、このレベルの英文を読むだけなら正答率は高そうだからAIにしてみれば簡単だろう。次の英作文をやってみよう……とここで、私はふとあることに気づく。

「いや、同じ文章読ませすぎだろ!飽きたわ!」

実は単語、リスニング、会話、英作文と様々なかたちではあるものの、すべてひとつの会話を題材にしてレッスンが進んでいたのだ。さっきも読んだしもうPerfectって言われたし………正直飛ばしたい、と思った。

しかし、英作文の途中で私は驚いた。あるタイミングで、だいぶ自然に、「I'm having a hard time understanding some accents.」と口から出たので。へぇ、今まで実際に使ったことのない言葉でも、短期間に反復すればそれなりに覚えるものなんだ。高校生の時からイディオムが全然覚えられない私、少し感動。

最後に応用練習までやって、今日のレッスンは終了。

なるほどなるほど、反復することでしっかり定着させようというのだな。うん、聞き取りやすいし、音声認識のレベルも高いし、グラフィックはシンプルで綺麗だし、レッスンの構成も悪くない。なかなか機能性は高いのではないか。まだ一日分しかやっていないけれど、難しくて嫌になるということもなく、あまり時間もかからないから、これなら毎日続けられるかもしれない。

同じ班のメンバーに、結構良かったよと報告し、私はスピークバディとの邂逅を無事に終えた。

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