20XXを遊んだ話
先日、「20XX」というゲームがEpic Games様から無料リリースされていました。開発段階からうっすらと気になっていたので、これを機に遊んでみました。
20XXとは?
本ゲームはアメリカに拠点を置く「Batterystaple Games」「Fire Hose Games」が開発した2Dアクションゲームです。2013年から、ロックマンシリーズのようなゲームを作りたいという思いから、クラウドファンディングを開始して、2014年に早期版、2017年に製品版がリリースされました。
本ゲームのキャッチーな点は「ロックマンシリーズを踏襲」した「2Dローグライク」であるという点です。
私自身、ロックマンシリーズもローグライク系も大好きなので、非常に興味をそそられました。
ローグライクって?
ロックマンシリーズは大人気作品であるため、ご存知のかたも多いと思います。本作品はその中でも、ロックマンXやロックマンゼロ、ゼクスのシステムに近いです。本家ロックマンと比較して、スピード感、爽快感の要素が強いです。
さて、ではもう一つの「ローグライク」という言葉はどうでしょうか。この言葉は知らないけど、「不思議のダンジョン系」といえばわかる人も多いと思います。今、wikipediaで調べたところ、いろいろと定義があるみたいですが、一般的には「遊ぶたびに構造が変化する」「何千回も遊ぶことができる」みたいなゲームのことを言います。
私が小学生のころに遊んだ「チョコボの不思議なダンジョン」「チョコボの不思議なダンジョン2」がこのジャンルに私を引きずり込みました。チョコボ1の3つ目のダンジョンが永遠に終わらなくて、どこまでやろうかなーと考えながら「がまんのつめ」を強化し続け、2はパッケージのチョコボがすごく悲しそうな顔してるから、毎回びくびくしながら遊んでました。この話は、いつか書きたいですね。
話を戻すと、なんで「ローグライク」っていうの?という話です。
1980年のコンピュータゲームが世の中に広がり始めたころに、「ローグ(Rogue)というゲームが公表されました。このゲームは、ASCIIで表現されており、入るたびに構造が変わるダンジョン探索RPGです。いうならば、現代の「不思議のダンジョン」です(ローグが元なので当たり前ですが)。
そのため、この特徴を持つゲームのことをRogueにlikeなゲームということで、「ローグライク」と呼ぶようになり、ゲームのジャンルを確立し、今なお人気の高いジャンルの一つです。
感想
さて、いろいろ書きましたが本作を遊んだ感想を書きます!
ロックマンとローグライクの割合は8.5 : 1.5ぐらい。
ロックマン色がかなり強い。
良い点
ロックマンXやゼロのスピード感を求める人にはお勧め。
キャラの強化も足し算的に強くなるから、数値が上がっていくことが好きな人は、にやにやできる。
数値だけでなく、空中ダッシュやホバリング、ボスの能力などのアクションも追加されるから、序盤から終盤への盛り上がりが楽しめる。
2人プレイもできるから、「上の方見てきてー」「HPやばいから先行って」とかの分担が楽しかった。
ボスの後の強化は3つから一つ選ぶので、そこでも役割を分担できる。
好みが分かれる点
数値を強化していくから、ローグライク特有の「どこでこのアイテムを使うか」みたいな、駆け引き、やりくりなどの要素はほとんどない。
ステージ構造が決まったパターンをランダム配置する(おそらく)だから、なんか見たことあるなーっていう構造もある。
あと、なんだかんだで毎回構造が違うから、ロックマンゼロみたいに初回はいっぱい倒されるけど、構造を覚えて、敵の配置を覚えていくと、爽快感というか全能感というかが感じられるゲームではない。
最後の方は強化でごり押しましょうみたいなバランスになっている。
1プレイが50分ぐらいかかるので、ちょっと疲れる。
こんな感じですかね。いろいろと書きましたが、遊ぶたびに構造というよりかは取得アイテムが変わるおかげで、立ち回りを考えながらできた点が私は好きでした。それに加え、スピード感や操作性は文句がないので、やっていてかなり気持ちいいです。
All three games will be available to download from today, the 29th of July at 4pm BST, until the 6th of August – also at 4pm.(KITGURU様より引用)
とあるので、6日までは無料でダウンロードできるみたいです。BSTなので時差に注意してください。お時間がありましたら手に取ってみてはいかがでしょうか。
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