最近考えているコト #8

 バイトに行ったら噂の新入りの男の子が居た。ここではバイトくんと呼ぼう。正直第一印象で苦手だな…と思う男性も一定数いるが、彼はそのタイプじゃなくて安心した。私の男性の第一印象は声の高さで決まるので、そのせいかもしれない。私はそこまで喋る時の声は高くないので、下手したら彼の方が高いくらい声が高い子だった。あと割と柔らかい声をしている。なので怖!!となることなく接していけそうな感じである。あと春先にストーカー紛いのことをされていた男と雰囲気が似てなかった。これ超重要ね。

 さて。#5で懸念していた件だが、結論から言えばまぁなんかどうにかなりそうという感じ。
 結局この話はマネージャーに構ってもらえないの嫌すぎ!!みたいな子供じみた話だったのだが、彼と比べられようがなんだろうが私がポンコツなことには代わりはないのでマネージャーは構ってくれるみたいです。私ができないものはできないからね。
 勿論、適当に喋ってたらバイトくんに呼ばれて~みたいなことは発生したが、正直私と全く態度の違うマネージャーを見ているのはちょっと面白かった。マネージャーが新人教育をしているのを第三者視点で見るのは面白くもあり、懐かしくもあった。あと男の子と喋るマネ見てるの楽しい~みたいな楽しみ方もできそうだなと思っていたらできた。男の子と喋るマネ見てるの楽しい。身長差とか。口調とか。
 またマネがバイトくんと話しているのを見て相変わらずこの人は人との距離を詰めるのがめちゃくちゃ上手いなと思うなどした。タメの混ぜ方とか距離感の取り方がめちゃくちゃ上手い。あれが出来るようになったら人生楽しくなりそう。多分ならないし、一生手の上で転がされる側だけど。

 とまぁそんな訳で後輩ができた訳ですけれども、同い年だけど。
 人になにかを教えるって難しいんですね…。今日はそれしか思ってない。本当に。
 なにがどうなったのかよく分からないが、私が包装紙の包み方を教えることになった。当方この間習得したばかりですが。とりあえずわーっと説明して、やって貰って、それを修正するという流れにしたのだが、そもそもこの流れまんまマネージャーが私にやってくれる流れだな。まぁいいや。何が難しいって隣から口出すのがめちゃくちゃ難しい。包装紙でラッピングをしているとき、マネージャーは確か隣から指示は出してくるが私が諦めて手を引いた時以外は手は出してこなかった記憶がある。それって結局言いたいことを全部言語化できてるってことなんだよな、私がそれを実行できるかは置いといて。実際、実行できないことは多々あっても伝わっていないことは殆ど無かった。結局のところ自分が理解してないと相手にも伝えられないという話で、私の理解が完全じゃないということなんだと思う。更に相手がやっているのを見て修正してそれをまた言語化しないといけないんだから、そりゃ無理ですよねって話なんですよ、そもそも私がまともに理解してないんだから。

 教わる側としても色々難ありな人間なので、これもっとこうして欲しいなと自分が思っていたところはちゃんと反映したいなと思うが、大前提人に教えることそのものがめちゃくちゃ難しいなと思いました。本当にマネージャーはすごい。この人教育上手いな…とは思ってたけど、改めてそのすごさを痛感した。それと同時に、今まで何言ってるかわからん…と思っていたおばさんにもこれからは寛容になれそうです。そうだね難しいねぇ(ニコニコ)って。

 多分、マネージャーの中で私がバイトAだったらどうしようかなという不安が漠然とあったのだが、今日その不安が解消されたのだと思う。マネージャーはちゃんと私を私として見てくれているし、私が困っていたら助けてくれる。他の人はできても私が出来ないならそれはフォローしてくれる。それが分かってほっとしたのだと思う。いや確かめなくてもこれくらい予想はできたが、やっぱり不安だったんだろうな。基本的にマネージャーのこと好きすぎるので。
 あとこれはタイミングもあるとは思うが、私が最近教わった仕事をバイトくんは3日目にしてもう教えられていて、私の飲み込みの良さとかも見ながら教えてくれていたんだなと思った。私より彼が出来る子でよかったです。どのくらいで立場が逆転するかな。

 書いてて思ったけど、これって私がどれだけ問題児だったかって話なのでは??だって私がマネに鬱と発達の話したの7月なので、そこまでの3ヶ月間はマネは何も知らずに私に接しているはずなのだ。それなのにポンコツがバレてたってことでしょ。うわ~~~。厄介なの来たなって思われてたのか…そっか……。

 余談だが、これは隣の売り場の友人に聞いた話なのだが。隣の売り場のレジに応援に出す人を考えていた時に、マネージャーが本当は○○さん(私)がいいんだけどなぁ~嫌がるだろうしなぁ~と言って別の人にしていたらしい。
 というのも、私は10月頃にくそでか打ち間違いをしておりマジで大騒ぎになった。マジで。たまたま隣の売り場の2番目に偉い人が対応してくれたため難を逃れたが、マジで大騒ぎになった。マジで。私的にはこの時、大前提鬱の調子悪めだったのにはじ繭7日目とかで、正直普通に無理してて寝不足気力不足のふらっふら繭期だったので、やらかすなら今日だなぁと他人事のようにぼんやり思ってはいたのだ。まさかここまででかいとは思っていなかったが。
 でもってマネージャーがその話をしていた相手が、以前対応してくれた偉い人だったので、私とレジの因縁を理解している相手であることは確かなのだが、嫌がるからなぁ~となんとなく濁して私をシフトに入れないでくれたことに申し訳なさでいっぱいになった。いや、もう二度とレジ打ちたくないし練習もしたくないですけど。嫌なんですけど。でもマネージャーに迷惑を掛けるのは申し訳ないじゃないですか…はい……。
 本当にこういうところも好きだな~~~と思ってしまって、友人との帰り道でマネージャー!好き!!と大騒ぎした。いやレジ打てるようになれよ。
 どうでもいいけど、10月にやらかした時に今後の対策を述べよと珍しく改まったことを言われてこれはマジなやつだ……となったのだが、どうやらこの質問始末書のテンプレらしい。それを今日友人から聞いて数ヶ月越しに納得した。セルフ始末書だったのかあれ。

 マネージャーがバイトくんにも私と同じくらいの気軽さを持って接し始めて、それにバイトくんも応じるようになったら私の精神衛生がやばいような気もするが、まぁ多分それはもう少し先の話になると思うので。今はとりあえずどうにかやっていけそうなことを喜ぼうと思います。よかった!!


 あ、でも私が死ぬほど楽しみにしているマネと二人きりでエンドの日を1日バイトくんに潰されたのは許してないからな。


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