最近考えているコト #31

 えっ1月note書かなかったの!?マジか。というか今年に入ってお初みたいですね。明けましておめでとうございます。めちゃくちゃ遅いな。
 全然書いて無いとなんか書かなきゃなぁと思って筆を執るのだが、別に書くことはなのだが、なんとなく適当にキーボードをぽちぽちしてみる。

 この間、あの人と一緒にライブに行った。3回目。あの人の誕生日。誕生日プレゼントを渡したら棒読みでありがと~と言われた。喜んでいたのかそうじゃないのかはよく分からないけれど、中身を見ていたので紅茶ですよ~とお伝えしておいた。飲むか知らんけど!と冗談めかして口にしたことを少しだけ後悔している。
 3回目にしてお互いに固さが大分抜けて、遂に無言でスマホを弄ってるだけの時間が発生した。リラックスしてるんだなとその時はあまり気にしていなくて、一緒にスマホを弄ったりそんな彼女を眺めたりしていたのだが、冷静に考えるとスマホ弄ってるの見つめられるのどんな気持ちだったんだろう、結構見つめてましたが。
 1回目、2回目は行ったあと距離感が詰まったなぁという感覚があったのだが、今回はそれが無かった。もう詰まる距離が無くなったというか、詰まりきってしまったのだなと思った。別にそれは悪いことではなくて、寧ろいいことなのだけれど。それに対してなんとなく寂しさもある。もうこれ以上仲良くなれないんだなという寂しさ。私は、やっぱりあの人の内側に入れてもらえる人間ではなかったのだ、そんなの分かりきっていたことだけど。分かりきっていたことなのに、内側にいる友達達の話を聞くのが8割嬉しくて、2割辛かった。

 最近、すっかり彼女の事を恋愛の文脈で語ることに抵抗が無くなってしまった。恋愛小説を読んでいて、恋愛映画を見ていて、いいシーンで顔が浮かぶのはあの人でそんなことが重なって重なってもう恋愛であることを否定するのを諦めてしまった。
 高校の時に好きだった先生も気を狂わされた友人も2年は追いかけていないし、小学生の時の塾講だって5年生の時に赴任してきた先生だったから丸2年の付き合いだったので、4月から3年目に入ると考えると随分と長いなと思う。そろそろ周りからもお前がそれだけ同じ人を好きなのは珍しいと言われ始めた。
 親に通わさせられている塾という逃げ場の無い空間の中でなにかを拗らせていた小学生の頃なんてほぼノーカンだと思えば、自分の意思で好きになる人を選べる状況でこの年数は改めて考えても長いと思う。長い、長くなりすぎてしまったなとも思う。抵抗が無くなってしまった、と書いたが、同じくらい逃げ場が無くなってしまったというのもあると思う。前までならどうにか言い訳できていたものが回数を重ねるごとに言い訳ができなくなってきたという事が増えた気がする。そういう意味でも長くなりすぎてしまった。

 なんだか3年目が当たり前に来るような事を書いているが、最近本人はしきりにこの先の時間が続くことが当たり前ではないことを示唆するようになってきた。簡単に言えば異動。自分の異動ではなく、旦那の異動だからそろそろだと思う、と何度か直接言われている。もし本当にそうなった時に私がショックを受けないための保険のつもりなのかもしれないし、本当にそう思っているのかもしれない、真相は分からないのだけれど。
 今の私の生活の中からあの人が居なくなることが正直想像がつかない。1週間会えないだけで寂しくて、頭がいっぱいになって、次に会ったときに何を喋るか考えてばかりになるのに、そんな人と会えなくなったら、私はどうなってしまうのだろう。

 多分、今があの人のことを1番好きだと思う。もう今以上は無いような、そんな気がしている。縮まる距離が無くなったように、好意にもきっと最果てがあって、私は今そこに立っているような気がしてならない。あとはこれが緩やかに落ち着いていくだけ、というのは私の願望なのだろうか。
 もうこれ以上好きになりたくない。これ以上好きになったら気が狂ってしまう、正確に言えば何かを勘違いした狂人になってしまうような、そんな気がする。

 明日(というかもう今日)一緒に帰るのが多分2週間ぶりなのだが、何を話そうか悩みすぎて一周回ってなにも浮かばなくなってしまった。こういう時ほど余計なことを言うからなにを話すか決めておいた方が絶対にいいのだけれど、思い浮かばずそのまま22時を迎えてしまうのだろう。
 きっと明日も私は話しかけられるだけで舞い上がって、なにもできなくなるんだろう。ここ数日、あの人と対峙すると上手く喋れなくなる現象が起きていて良くない。そもそも敬語になるとどもるようになっていて、それがあの人になると顕著になるという話。別に敬語が使えないと怒られる訳でもないから、兎に角伝わるようにタメ交じりでもゆっくりのんびり喋ればいいのだけれど、どうしてもちゃんとしなきゃというか、ちゃんとしたいと思ってしまう。これは会ってない故の弊害でしかないので、明日は仕方無いと割り切るしかないのかもしれないけれど、折角の時間を無駄にしたくないなとおもってしまう訳で。
 難しいな。別に何も求められてないのだから。もっと肩の力を抜いたらいいのに。自分でもそう思う。

 明日はいい日になるといいな。あの人の顔を見られるだけでいい日なのだから、きっといい日になるのだけれど。あーあ。盲目みたいで嫌になるね。



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