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キャンピングカー 暑さとの果てしなき戦い

車中泊界隈で人類と果てなき戦いを繰り広げているのが”夏の暑さ”です。
とにかくこの戦いは半端なく、車中泊系YouTuberさんなどでもこの手の動画はたくさんありますが、皆さん夏の暑さと戦う為に色々な物を購入したり時に自作したり実験したり…と、とにかく果てしなく戦い続けている訳です。

キャブコンである我がアミティは通常の車に比べると断熱効果にすぐれているのですが、それでもやはり夏の狭い車内は暑くなります。特に移動した後はエンジンの熱が車内にも伝わるのか車内は暑く、ダイニングの床も若干熱かったりもします。

ウィンドウエアコンに加えてリチウムイオンバッテリーしている我がアミティは、電源がつながっていない中でも3〜4時間ほどはエアコンを使うことが可能ですが、就寝時に朝までエアコンをつけるには微妙に電力が不足している可能性があります。

ということで、実際にある道の駅、高度が全然高くない道の駅で車中泊をしてみて
 ・どの程度暑いのか
 ・エアコンは寝てる間持つのか
 ・自分の身体(40代)は持つのか
ということを実験してみました。

この戦いに望む際の我が家の布陣は…

 1:ウィンドウエアコン
  →ただしバッテリー残量は明日の利用分を残す必要有
 2:MAXファン
  →エアコン利用時には当然利用しない
 3:アクリル窓+シェード
  →エアコン利用時には当然閉め切り+シェード
 4:USB充電式扇風機
 5:ニトリのひんやり系ベッドマット

ということで戦闘開始!

で、早いけど結論、やっぱり夏の夜は暑かった…
ですがそれだけでなく、過ごしてみないとわからない意外なことがわかりました。

寝たのは0時頃。熱帯夜だったのでエアコンがないと厳しいと考え、かと言って設定温度を低くしすぎると寒くなる可能性もあるので、29度で設定。ダイニングをベッド仕様にして就寝。
エアコンはコンプレッサーが回って冷たい風が出てくると、最初は気持ちいいのですが徐々に肌寒く…(タオルケットに包まる)
そして設定温度に達し、コンプレッサーが回ってない(待機)状態になると、今度は徐々に暑く…(タオルケットを剥ぐ)

エアコンの他にもUSB充電式の扇風機を回してましたが、暑いときは生ぬるい風が、肌寒いときには更に肌寒くなる、というように残念ながら快適とは程遠い状態。

そんなこんなで、タオルケットに包まれたり剥いだりを何度か繰り返した後、微妙にバッテリー残量(この時のバッテリー残量は40%ほどでしたが、明日の朝昼の運用を考えておくと、やはり残しておきたいものです。)も気になって来たところで、”こりゃ駄目だ” と思い切ってMAXファンを回し車の後部の窓を開けてあとは扇風機だけでエアコンに頼らずに寝てみました。

するとこれがビックリするほど快適でした…

車の後部は丁度木陰になっていて若干涼しい空気を吸い込んでくれていて、扇風機の効果も後押しして車内に微妙に涼し目な気流が生まれて、適度な風が身体を通る感じに。そして暑い空気は天井にあるMAXファンで外へ排出。

あ、これがいいや…。と素朴に思いました。

その夜は(もうこの運用に変更したのは明け方でしたが)この後快適にグッスリ寝れて、頭もスッキリ。
そして新たな気付きもあり、気分も高揚。

これを受けた一旦の暫定方針ですが、やはりエアコンは基本寝る時以外の休憩時に使うのが良さそうな気がしています。あくまでも一旦の暫定方針ですが。(電源がある場所ではエアコン付けつつ寝ることも想定しますが…)

そして夜運用については、夜の涼しい風を車内で回せばなんとか快適に寝れるんじゃないか、と…。
そう言えば…大好きなキャンピングカー系YouTuberさんがアイリスオーヤマのサーキュレーターを勧めていたなー、ということで早速アマゾンでポチる。USB扇風機に加えて、こいつを導入することでエアコン使わずとも快適に寝れるのでは、と思っています。他方で、今回MAXファン運用に変えたのは明け方…一番涼しい時間帯だから快適だったのかもしれず、夜から深夜にかけての運用で果たして快適になっただろうか、という懸念も残ります。

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※ポチったアイリスオーヤマのサーキュレーター。
家でも大活躍中です。

なので今週末にはまた高度の高くない道の駅で車中泊してみようと計画しており、一旦この方針で進めてみて、そこでまた新たな発見があればテキストに起こしてみようかな、と思っています。

という訳で、例に漏れず私も夏の暑さとの果てなき戦いに参戦する運びとなってしまいました…(笑)

ですが、このキャンピングカーの若干不便でありつつ、しかしながら少しづつ工夫をすれば徐々に快適になっていくこの過程、この感じがたまらなく面白いんですよねー。

車中泊の先輩方がこの果てなき戦いに身を置く理由も、少しだけわかってきた気がします。

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