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プロジェクト「製粉所を作ろう」

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百種ファーミングのプロジェクト「製粉所を作ろう」のための初めてのクラファン!2023年夏の終わりに緊急開催!このnoteで詳細をお伝えします!ご支援受付はこちら→ https:/…
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#歴史

はじめに

私たち、百種ファーミング(旧ふくのたね製パンとなごみ農園)は、岡山県井原市でパンを焼き、小麦の栽培もしています。「身の回りのもので」というシンプルな方針でパンを焼いています。 「百種ファーミング」は、具体的に次のようにパンを焼いています。 近所の山の赤土を使って作った土窯で焼く(大きなカンパーニュが30個くらい焼けるサイズ) 田畑に影をする周囲の雑木などを伐って薪にしてそれらを焚いた熱を使う(灰は田畑の肥料や染め物に使ったりする) 畑で採れた葡萄(その皮に自然の酵母菌

地面を削っています

古民家の縁側部分と座敷の半分くらいを取り除いて地面が出てきました。そこに石と土の構造物があらわれまして、まるで私が作ったパン窯のようで、個人的にその既視感に衝撃を受けました。前回の投稿に写真を載せています。 上の投稿を見た方から、この構造物は養蚕用の「掘り炬燵」というものだろうと情報をいただきました。 いつ頃のものだろうかと気になってググっていたら、この地域に養蚕を普及させた偉人を紹介した動画にたどり着きました。 相田嘉三郎。安政元年(1854年)ー大正10年(1921