見出し画像

猫なんか呼んでもこない

猫の映画がくるっていうので、猫好きとしては観る義務があるなんて思って劇場に足を運んだ。実は観たいと思った大きな理由は主役の猫二匹が我が家のにゃんこにそっくりだったからだ。

人気だという原作漫画はついぞ読んでいないのだけれども、映画はさほどたいしたもんではないなんていうのはひどいかな。プロボクサーを目指す青年(風間俊介)が兄貴が拾ってきた猫の世話を押し付けられるというところからはじまるのだけれども、その冒頭での猫の扱いがひどかったので、そこのところでいささかムッとしながら観ていた。猫砂もなし、フードも食べにくそうなタッパで与えているというなんとも優しくない。が、部屋を走り回る子猫たちが可愛くって、黒いのと白黒のと、そいつらがうちのに瓜二つなんだ。

大人になってからは良く似た別の猫役者に代わっているようだけれども、これまた可愛いし、よくまあそんなショットが撮れたねというシーンが満載で、うーむ、うちの猫たちももっとビデオに撮らねばなんて思わされたね。

でもね、実際家でビデオを回してもたいてい猫たちは寝ている。走り回っているときにカメラを向けてもいい絵はほんの数秒で、すぐに大人しくなってしまったりするのね。だからああいうシャ―って怒っている猫やひとりでそと歩きをしている猫、町猫たちとつるんでいる猫を撮るのは素人にはなかなか大変だと思う。そんなショットを見せてもらって、改めて猫への愛情が深まったような気になって、そういう意味では価値ある映画だった。

内には猫だけじゃなくってワンコもいるんだけれど、そいつらの写真や動画も結構撮ってるんだけれども、上手に編集したら何かできるかしらん。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?