noteを書いてみようと思い立ち勢いだけで文を書いている。

誰にも見られることの無い文かもしれないが、もしも読む人間が居たのなら起承転結もままならない拙い文をつらつらと綴る事を許して欲しい。

さて、ここからが本題である。
何か特別な体験をしたわけでも何かを成し遂げるために努力をした人間でも無い自分が何について文を書くのかだが、自己紹介も含めて過去を振り返ってみようと思う。
(暗い経験が多いため苦手な人間は読むのをオススメしない)

私は静岡県の田舎に生まれ田舎で育った。
裕福でも、貧乏でもないごく一般的な家庭である。
両親は放任主義であったが、愛情は注がれて育ったと思う。

それ故に小さい頃には漠然とした自信があり、自尊心もそれなりに高かったような気がする。

しかし、現在の自分は何事も悲観的に考える人間である。

私にそういった思考が癖づいてしまったのには理由がある。

その理由とは、いじめだ。

私は、小学生の頃と中学生の頃に別の人間からいじめを受けている。

(自分の記憶の主観的な感想になってしまうため、他人から客観的に見れば幼いと感じるだろうが許して欲しい)

まず、小学生の頃のいじめは6年生の初め頃から始まった前日まで仲良くしていた親友とも呼べていたであろう人間から絶交を告げられたのである。
それと同時に周りの友達だった人間からも絶交を告げられた。

何故だ、と自分は問うたが相手は何も言わずに去っていった。
今思えば、いっときの感情でターゲットは誰でもよくそういう年頃だったのであろう。
しかし、小学校という小さいコミュニティでしか生きていなかったその頃の私は絶望した。

その日を境に楽しかった学校生活がガラガラと音を立てながら崩れていくのを感じた。
明らかに自分が近づくと離れていき、離れた場所から聞こえるように陰口を言われたり、みぞおちに膝蹴りをされるなどしばしば暴力を振るわれることもあった。
そんなときでも教師は何も気づかず何も注意しなかった。

早く中学生になりこの環境から抜け出したいと常に考えていた。

そして中学生になりその人間達とも離れやっとまともな学校生活を送れると思っていた。
勉強は出来ない方ではあったが出来ないなりに努力はしていた。
部活ではバスケ部に入り、練習は辛かったが毎日楽しかった。

しかしこの部活で、人生はどん底に落ちる。
当時、素行の悪い先輩に目をつけられていた私は、足の骨が折れ部活を見学していたのをサボりだと言われ部活内での居場所を奪われたのである。

周りの人間も誰一人として自分の味方はせず私の居場所は無くなっていた。

歩いていればユニフォームを返せと罵声が飛んでくる。
目が合うと大きな声で悪口を言われる。
練習とかこつけタックルをしてくる。

そんなことが続いていたが先輩が居なくなればその状況が終わってくれると信じていた。
それまで耐え忍んだ。
だが、人というのはどこまでも愚かなのである。

今度は、同級生からのいじめが始まった。
これまた厄介で、その主犯格は県でも指折りの優秀選手だったのである。
そのため部の顧問も強く言えず。
私の味方になってくれると言った教師も注意したというポーズをとるだけだった。

私は、不登校になった。
何も信じられなくなった。
親も友達も何もかも。

こうして悲観的な思考をする癖がついてしまったのである。

こういったことを書くと同情しろと言っているような感じがするが、そういう訳では無い。
むしろ安易な同情や哀れみは過去の私に対する侮辱でしかないのだから。

だがもし、これを読んでいる貴方の周りに過去私と同じような状況で困っている人間が居るのならその人を受け入れ守ってあげて欲しい。
それが偽善だったとしても確かに救われる人間が確かに居るのである。

脈絡のない文だったがここまで読んでくれた人に感謝を。

ミト

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