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大仏様の目の開き具合はパーフェクトと思う今日この頃。

怖いようで優しいお顔をされている日本全国の大仏さま。
特にその目は、印象的ですね。

半分開いているようで開いていない引き長い目は、半眼といわれていて、いろんな説があるみたいですが、人々を救済するために精神を集中して瞑想しておられる、というのが有力とされているようです。

混沌とした世の中から人日を救済のために瞑想をされておられる。。。
きっとそれは私的にも当たっていると思います。

大仏様は、目を細くして一点をじっとみるでなく、明日でもないどこか明後日くらいをふわーんとみておられるような視線の置き方をされています。
でもこれ、わたしどこかでやったことある!って気がつきました。

そう、3Dの絵本を見るときです!
ぼんやり遠くをみるじゃないですか!どこをみたらいいの?と聞かれてもどことも言えず、ただぼーっと、大仏様みたいな半眼をして全体をみていたら、だんだん全体のなかから形が浮かび上がってくるんですよね。完全に美しい景色がみえたときの感動は、大人でも大きいです。

ページにちりばめられた細かい点や一か所をみていても、そこにあるものは何もわからないけれど、遠くからボーっと見てみると全体像がつかめる。

いや、これ、実は人間、とくに大人にとってめちゃくちゃ大事な訓練だと思うんです。物事の一面だけみて良い悪い、これはこうだああだと判断するのでなく、もっと俯瞰して物事を見ると、全体像(本質)がみえてきて、問題解決ができるというものです。

「群盲象を評す」「木を見て森を見ず」
このようなことわざを、みなさんもご存じですよね。
物事や人の一部、一面だけみてこれはこうだと判断してしまうことの危険さを表したことわざです。

大仏様が作られたのは、第45代聖武天皇の混沌とした世(752年)。
建てられた理由は、調べれば調べるほど興味深いですが、
(ここでは歴史的流れからの詳細理由は割愛します。学校では決して習いませんが、ちらっと余談。聖武天皇系の人たちは、もう中華の属国からは離れるぜい!みたいなすごい意気込みで河南省にあった大仏よりも大きな大仏ということで、さらにビッグサイズの奈良の大仏様を作らせたようです。真の歴史はやばいですね)
大仏様自体は、そんなぐだぐだごたごたした世の中でも、
この日本という国を統治するものは、
目先の争いではなく、もっとこの世を俯瞰してとらえなさい。そうすれば天の大いなる意識とつながって、真の「統治する」という意味が理解でき、そこには素晴らしい王国が作られるだろう、
ということを、あの半開きの眼で高いところから民を見渡して説いておられたのではないかと、私は思ったりしています。

この半眼の状態、今こそ必要な時だとおもうのです。

世の中を見渡してみれば、変なことばかり。

それマ〇ナンバーカードつくりましょう、それ大変な流行り病が世界をかけめぐっています、ワ〇チン打ちましょう、ミサイル飛んでくるよ、北〇鮮怖い怖い、ウ〇ライナがかわいそう、ロ〇アは悪魔だ! 
追い打ちをかけるように流れてくるニュースに、わたしたちは翻弄されすぎていませんか?
すこし立ち止まり、大仏様の眼で大きく世界をみてみると、あれれーーー、ってみえなかった裏の歴史や政治経済のながれが見えてくるのではないでしょうか?
誰のための地球?誰のための命?何のために生まれてきた?
もっともっと深く意識をつなげてみると、そんなところにまで大仏さまの眼で私たちはつながれるのではないかと、思っています。

3Dの話からえらく飛躍してしまいましたが(;^_^A、
日本の皆様、日本人であり日本に生まれ生活ているということは、本当に素晴らしいことなので、ぜひ、大仏様の半眼力、3Dの画像で練習しながら、ものごとの本質をつかめる民族のリーダーとして、日本から世界を動かしていきましょう! 
まだ時間はあります! 私もおばちゃんからおばあちゃんになりそうですが、このいただいた命ある間は、半眼力でがんばっていきたいと思っています。

ではまた~。

PS:写真は、今年アリゾナ州セドナに旅に出かけたときの一枚です。自然からのメッセージをたくさん受け取りました。












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