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300年かかると知って

Inner Sustainabilityは、株式会社から個人事業主の屋号になりました。そして私は、この4月からBIOTOPEの一員になりました。ビジネスデザイナーとして、私個人と会社の成長から社会に変化をもたらしていくことを考えています。

中学生から変わらず、知らず知らずのうちに誰かの負担になっているという、社会の構造的課題をずっと気にしてきました。複雑な社会に対して一個人として、そして大きなインパクトをもたらしているはずの企業がどう振る舞うべきかがずっと抱いている問いです。

自然環境と健康被害のリスク算出、経済損失を算出した大学時代から始まり、いくつかのテーマと手法で取り組んできましたが、それぞれで制約と限界に遭遇しました。自分の中にある”よいビジネス”の実現には総合格闘技が不可欠ですから、BIOTOPEではビジネスデザインに関与し、思考の持久力をもって実現の後押しを試みています。

この一年で、身に纏う雰囲気が変わったらしいです。こんな社会にしたいという願いを実現するのに30年かかると思っていたら、300年かかることを知って、肩の力が抜けたんですよね。

どれだけ労力を割いても、巨大な石はそう簡単には動かない。

今は、「こんな社会のシーンをつくりたい」と思う人の願いを一つずつ実現することが、近道になるのだと思っています。


PEOPLE|BIOTOPE


都市環境工学、人間開発、プライバシーバイデザイン。これまでのように、今後も変わらず探求し、実装の機会をつくっていきます。

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