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「何もやらない」時間をつくる

私の尊敬している方の一人、「きい」さん。


ご存知の方も多いと思いますが、Instagramでフォロワー16万人以上。

主に、”こころのこと”を発信している。


この方の投稿は確信をつく内容が多く、

心に刺さり過ぎて、しばらくズーンと考え込むことも多々(笑)←ただ私のメンタルが弱いw

だから、元気な時に見返すことにしている。


この方の先日の投稿で、

「何もやらない」ができない

人のことを発信していました。

「何もやらない」ができない人は、

自分の存在を信じていない、認めていない人ほど、

何かやってないと不安で「何もやらない」ができない、と。


これ、まさに私。

私と同様にハッとした方も多くるかもしれないですね。


昔は、なんだか、、、動いてないとウズウズしてくるんです。

周りの人には「動いてないと息絶えてしまうマグロです」と豪語するくらいでした。

家でじっとしていることが出来なかった。


コロナの自粛中も、週に3日はウェビナーに参加し、知識や教養を増やすことに安心感を覚えていた。


きいさんの投稿の中に、こんな言葉がありました。

⇓⇓⇓

成長しないと、頑張らないと、意味がないと
進歩がないと、学習しないと、役立たないと
何かしてないと自分はダメ。そんな気がするんですね。

「こんな人間でも生きてていいですか?」
そんな思いを抱えて、心がいつも怯えている人。
自己否定が強く、生きてて大丈夫だと思いたい心。


確かに、その通り。

私は“わたしが生きてる証”を、”動く”ことで証明していた。

(動く=物理的な意味だけではなく、精力的に活動する、、、という意味も含んでいます。)


いつもいつも、『なんでこんなに焦っているんだろう』と思っていた理由が分かった気がしました。

当時はいつも焦っていて、

「もしかして私、、、もうすぐ死ぬ?」

とか

「私の脳がこの知識を欲しているんだ!」

と思いながら、

学びを得て、outputして。


SNSでフォロワーさんが近況をPOSTしていれば焦り、

自分と他人を比べては、

もっと。。。もっともっと!

と自分に鞭を打っていました。


その焦りはいわば、

『自分の無価値観や、生きてることへの罪悪感』

を消したいが故の行動だった、と、今は思います。


ただ、学ぶことが好きであり、

勉強することが趣味みたいになってるのは事実。

でも、自分に見合ったペース配分ってあると思うし、

「他者の為の学び」は、私にとっては本末転倒である。


私は”わたし”のために。

私は“わたし”の世界一の味方であり、応援団長。

誰の為でもない、自分のための「学び」を、今後も実践していきたいと思います。


だからこそ、【何もしない】時間は必要不可欠で、

改めて自分を見直す時間にもなり、

理想の”わたし”への最短ルートの地図を創る時間。


そうは分かっていても、やっぱり焦ると思う。

そういう時は、SNSやインターネットから少し距離を置くのをオススメします。

私は、丸二日間スマホ断ちをして、

頭の中にある倉庫の棚卸をして、

『今ここを生きることの意味』や

『将来へのビジョン』がハッキリした経験があります。


やることがないから、寝るか食べるか、

自分と対話することくらいしかないんです。

その経験では、

①今、私が本当にやりたいこと。
②今の私にとって、本当に大切な人。

を炙り出しました。

あの時学んだことがもう一つ。

まだまだ他人軸で生きているということ。


アドラーの課題の分離や、

ゲシュタルトの祈り等を知ってる私でも、

気が付けばすぐに他人の課題に首を突っ込み、

自分を苦しめていました。


そこで改めて思うのは、

【何もしない】時間が勿体ないのではなく

【何もしない】をきちんとできる人が飛躍する

のだと。

もちろん個人差はあって、

ずっと走り続けていて、

時代の最先端、業界の最先端を率いる人はいます。

でも、それも、

それこそ「課題の分離」です。


あなたはあなた。

わたしはわたし。

比べていいのは昨日の自分だけ。


【何もしない】って、そう簡単じゃないけど、

一回やってみると新たな発見があるかも!

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