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Webライターを始めるきっかけ


文章にこだわるきっかけ

子どもたち2人が幼稚園に通うようになると、父母会の役員の仕事が必然的に回ってきます。そこではじめにぶち当たったのがクラスの保護者に向けてのお手紙でした。

今考えると、この時の経験が今の仕事のきっかけになっています。
「どうしたら読んでもらえるか?」
「読みやすい文章とは?」
この時から文章にこだわりはじめたのを感じました。

必要に迫られないと「人は読まない!」

父母会役員で受けた洗礼

ある程度、幼稚園のことがわかり、過去に役員をされた方の資料もあったので、自分なりにアレンジして文章を考え、お手紙を作成しました。そこで、誤字脱字やわかりにくい文章はないか?と幼稚園歴の長いママ友に読んでもらい、チェックをしてもらいました。

誤字脱字はなく、ここは漢字のほうがいいのでは?など簡単な指摘を受け、真摯に受け止め、では、そのように直しましょう。となった矢先、小学校PTAの経験豊富な方のチェックが入りました。(見せて!読ませて!と言う感じ)

学校のお手紙はレイアウトが違うとか、均等割付けをするなどの指摘がはじまり、収拾がつかなくなりました。

幼稚園の父母会(保護者会)のお手紙はどちらかと言うと、第一子が入園し慣れない保護者に対して、親近感を抱いてもらい、緊張をほぐしたいお手紙なのです。

にもかかわらず、固い漢字を使い、小学校のお手紙のようなレイアウトってどうなんでしょう?

わかりやすい文章、読んでもらう文章を書く

その後は、自分自身の言葉で、固い文章ではなく「ですね」など、慣れない保護者の方に話しかけるような文章を書くようにしました。

そのお手紙を受けて、文句を言う人は一人もいませんでしたし、むしろ、お手紙を読み感謝され、相談を受けることすらありました。私の予想通り、親近感を持って話しかけてくれる人が増えたのです。

人は文章を読まない

今となっては当たり前として捉えていることですが、
「人は文章を読まない!」
子育て中のお母さんたちは特に読まない人が多いです。読む時間がないのです。でも、入園一年くらいはしっかりと読んでくれる印象があります。

幼稚園生活が慣れてきた、上に兄弟がいて経験がある人は特に、斜め読みが増えます。読みにくい長文が送られてきたら、読むわけがありません。この時しっかりと感じました。

それからは、見やすく、できるだけ短く、かんたんな文章で書き、読む気が失せないような文章を考えるようになりました。

最近、小学校とPTAからの連絡はスマホのラインの利用が増えています。巻物のような文章は読む気が起きません。箇条書きを多用して、見やすさ重視で、伝えたいことを見逃さないような文章(記憶に残るように)が必須です。

Webライターとして文章を書く

今、Webライターとして文章を書き、人に情報を伝えています。
「どうしたら読んでもらえるか?」
「どうしたらうまく伝えられるか?」
そんなことを考えていた数年前を思い出しました。

リアルで読んでもらえない。ということを見聞きしてきたから、
読まれないをしっかりと覚えているのです。

本当に読んでくれない人がいて(個人を特定)
どうしたら読んでくれるか?
真剣に考えました。

それって、「ペルソナ」設定??
完全にその時から始まってる!





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