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クリスタと仲良くなりたい

デジタルの話をするとゴリゴリのアナログ民のかたが苦言を呈しているのをよく見かけるんですが、現在わたくし完全デジタルです。
アナログこそ至上!
アナログこそ正義!
ってかたはわざわざ見ないでね。

わたしだって3年ほど前まではアナログ民でした。
漫画も原稿用紙につけペンで描いてました。
だからつけペンの楽しさや下書きペン入れトーン貼りの大変さもよく知ってます。

それなのにどうしてデジタルに移行したのか?
それは・・・

圧倒的にコスパが悪いと思ったから!!( ;∀;)

原稿用紙、ペン軸、ペン先、インク、トーン各種・・・
1作品仕上げるのにめちゃくちゃお金がかかる!!!
そうやって仕上げた原稿も、コンテストで落選すればただの紙きれです。
たった1回の受賞のために、いったいいくら使わないといけないのか。

まあこんな貧乏くさい理由で、デジタルに移行することにしたのです。

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とにかくお金をかけたくなかったわたしは、無料のおえかきソフト、Medibangを使うことにしました。
アカウント登録とPCとペンタブ(もしくは液タブ)があればすぐ絵が描けます。
イラストだけでなく漫画も同人や商業などの規格サイズの原稿がセットされてます。

最初に苦戦したのはソフトよりもペンタブに慣れることでした。
液タブも考えましたが、とにかくお金をかけたくなかったので安いペンタブから始めました。
手元を見ず画面を見て描く、ということへの抵抗感!( ;∀;)
そして好みのペンの硬さ・インクののび具合など調整の難しさ!( ;∀;)

やり始めた当初は「完全デジタルなんて絶対に無理だ!!( ;∀;)」と思いましたが、とにかくひたすら描いて描いて描いて・・・300ページくらい描いてやっと震えることなく狙った通りの線を出せるようになりました。
自在に線を引けるようになってきたのは本当にここ1年くらいのことではないでしょうか・・・
訓練あるのみ。

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ずっと無料のソフトで描いてきましたが、レイヤーも使いこなせるようになってきたしそろそろ有料版を入れてみようということで、昨年ようやくCLIP STUDIO(EX)を入れました。(遅っ)

ところが・・・

調整できるパラメータが多すぎて逆に使いづらい!!!( ;∀;)

たぶんこれ一生触らんやろなっていう機能がいっぱいついてる。
ペン先ひとつ調整するにも無数に調整タブがあって意味不明。
そう、CLIP STUDIO EXはとってもとっても専門的な仕様なのでした・・・

まあでも買っちまったもんはしゃーない、使うしかない。

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ペンの描き味はなんとか先日好みの具合に調整できました。
今はGラスペン(Gペンとガラスペンをミックスしたような描き味のペン)を主に使っています。
ベクターは使ってみたもののわたしにはメリットが感じられませんでしたので、もっぱらラスターだけで描いてます。
(背景作画とかだったらベクターのほうが便利なのかも?)

次に始めたのはショートカットを覚えること。
※ショートカットは自分好みに設定することもできます。
よく使う動作(ズームイン/アウト、ペン、消しゴム、ブラシ、選択、変形、ブラシサイズ調整、メインカラーサブカラー切り替え)らへんを覚えておくと作業効率が格段に上がります。

漫画のセリフの編集はストーリーエディターが便利!
セリフだけをダーっと書いてストーリーの流れをつくったあと、動かして配置を決め、絵を入れていく、みたいな感じでいまは進めています。

ほかにもいろいろ、写真を漫画風の背景に加工できたり、簡単に白くフチドリできたり、使いこなせると便利なことがたくさん!

ちょっとずつですが、自分好みに設定できると唯一無二のパートナーになってくれるかも…!!(*‘∀‘)と感じ始めました。
まだまだ使えてない機能もたくさんあるし、もっと効率的なやりかたがあるかもしれない、奥が深いCLIP STUDIO。
仲良くなれるようにがんばろう…!!

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わたしの好きを詰め込んだマンガですが、届いてくれることを願って。応援いただけると本当に嬉しいです。