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新しい習慣と人とのかかわり方

3年ほど自分を大切にするをテーマに自分の言動から様々な習慣を見直した。

自分でも変わったな、と自負しているのは、身体性を無視した無茶は自分で察知できるようになってきて、そういうことをしなくなってきたことだ。

例えば、昨日の夜は夕飯を食べた後、犬の散歩中に胃もたれを起こしていることに気付いた。滅多にそんなことにならないから、気づいた頃にはかなりの胃の重さだった。

夕飯は大根サラダしか食べていないのに、すごく胃が痛かった。滅多にないことだ、というか初めてかも。胃もたれってよく聞くけど、胃腸が丈夫なためか何を食べても大丈夫だったのに。びっくりした。大根のジアスターゼが強すぎたのか、と自分で考えたりするも、なんの役にも立たない。

それが夜の8時ごろ。

翌日は6時過ぎには家を出発して会社に行くので、遅くとも5時起きをする予定だった。

早く寝ようとするけど、胃がさらにムカムカして眠れず、気持ち悪くてベッドの上で横たわっているだけで何と夜の1時にもなっていた。こういう時って、日本にあるキャベジンっていうのを飲むのでは?と頭に浮かぶが、そんなものが都合よく手元にあるわけもなく、アメリカの胃薬っぽいものさえ持っていない。

水も飲めないような、体を起こすのもやっとという体調不良だった。

3年前だったら、それでも5時に起きて無理やりに会社に行っていただろう。

眠いのも体調不良もなかったことにして、人に迷惑はかけまい、と自分をとことん軽んじて行動していたと思う。

でも、今はそんな無茶はしない。

体調不良で4時間も寝てないのに、フラフラしながら起きて、高速を100キロ以上出して運転するって危ないし、そんなにまでしても、給与がアップするわけでもない。

逆に、1日体調不良で予定を変更することがあっても、別にそれで解雇されるわけでもない。当日のドタキャンで嫌がる人がいたとしても、自分の体調の方が、会社で少しだけの縁があるような人より大切。

逆の立場だったら私は流すと思う。複数回ドタキャンが続くようならその人とは次はないと思うし。

5時にセットしてあった目覚ましを6時に変えて、自宅から働くことにした。人と会う約束も、体の調子が悪くてすみません、とかいちいち長ったらしく謝らずに、個人的なことなので理由は書かず、今日は会社に行かないことにしたので翌週会えますか?と聞くだけにした。

上司には一応体調が良くないので家から働きますと一言入れたが、謝ることはしなかった。

思うに、関わる人の一部に「何をしても怒らない奴」として軽んじられていたのは、私自身が固く信じて手放さなかった「私は無価値なので、空気よりも軽くなくては、人に迷惑をかけるなんて絶対にあってはならない」という信条が必要以上に人に下手に出る言動になって現れていたからだろう。

自分では軽んじられて嫌だなと感じていたけど、そうしてくださいとまでに自分を差し出していたのに気付いていなかった。

私も人に迷惑をかけてしまうこともあるし、それでいいのだ、といつもよりゆっくり午前中過ごしていたら、体調がいつの間にかよくなっていた。

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