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立ち止まる、振り向く、手は冷たい。

いかがお過ごしでしょうか、師走です。
岐阜市も初雪を観測したみたいですがそんなこと、柳ヶ瀬商店街に住む私からすると「へー」ぐらいの話で。
実家にいたら「運転怖いっ」とかになってるだろう話で。

雪です。

滑らないように、立ち止まる。
振り返ると今年は、例年より一層多くの人に助けられていました。

今日はどうしてか、言葉を紡ごうと思ったのです。
他者として自分を俯瞰的に見たいと思ったのです。


最近、人から言われた言葉で印象的なのがあって
行きつけのたこ焼き屋の大将から帰り際に

「泣くなよ」

と、真面目なトーンでノールックで言われた言葉。
喜怒哀楽を通り越していつも泣くことしかできなかった2022年。

自分が他人によって振り回されることで
振り回された自分が振り回している誰かがいること

それがとてもどうしようもできない状態だと、
誰も得しない状況なんだと実感した今日。

最初に連絡したのは家族で、
「帰りたい」と溢しました。

振り返れば多くの人に支えられて生きた2022年だったけれど
支えてくれる人がいる自分という嬉しさと
人がいなきゃ何もできない自分という悔しさが
人間という存在から離れたくなる、と

胎盤の中に戻るように
胎児からやり直したいと願うように
実家に戻りたいと思った

柳ヶ瀬商店街は雪が降らない。
太陽すら感じることも少ない。

人が大量にいるわけでもなけりゃ
誰もいない場所でもない。

自分が何者かというのが割と本質的に問われる気がした。

ねえ、覚悟を持って進んでいるけれど
きみは
(わたしは)
本当は
(わたしは)
何がしたいの?
(わたしは)
何になりたいの?
(わたしは)


今はまだ本当になりたいものは
答えられない。

今はまだ、途中で
今はまだ、進化中で
今はまだ、ゴールではない

人生を冒険している
よりも
人生で実験をしている
の方が合っている気がする

今はとにかく、走る。

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