見出し画像

【1歳1ヶ月】手づかみ食べが進むルール:栄養面(医師が教える子供の食事50の基本)

勝手にシリーズ化しました「手づかみ食べが進むルール」。色々と試行錯誤を繰り返し、後ほどご紹介しますが「医師が教える子供の食事50の基本」に出会い、時短x栄養を兼ね備えた手づかみ食べのルールにアップデートいたしましたよ!


子供の食事内容を見直そうと決めたのは、11月頃に息子がアデノウィルスにかかってから。息子もそうですが、感染した親のダメージがとにかくでかく、育児は親が健康であってからこそ。「家族の免疫をあげないとこの冬越せないかも!!!」と深刻に受け止め、色々を書物を漁りこちらの本に出合いました。もう本当に読んで良かった。というか、これから子育てをする今知って本当に良かった。大人にも良い!本当にお勧めです!

医師が教える子供の食事50の基本:著者

伊藤明子(いとう・みつこ)さん
赤坂ファミリークリニック院長。東京大学医学部附属病院小児科医。 東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学/健康医療政策学教室客員研究員。NPO法人Healthy Children, Healthy Lives代表理事。 東京外国語大学卒、帝京大学医学部卒、東京大学大学院医学系研究科修了。 医師になる前から同時通訳者として天皇陛下や歴代首相、米国大統領の通訳を務め、現在も医学系会議を中心に活動している。通訳の仕事をしながら二児をもうけたあと、40歳で医学部を受験し、医師に。とくに子どもの食を医学的な観点から研究しており、海外の学術論文から日々最新の情報をアップデートしている。

2023年1月に初版が発行された本なので比較的新しい内容でして、このですね、「海外の学術論文から日々最新の情報をアップデートしている」という所が安心。例えば卵論争(1日1個なのか1個以上食べてよいのか)は代表例ですが、食べ物に関する情報は日々進化していますので、日本だけではなく海外の論文を参考にされているところに安心感があります。内容も見開きで1つ、多くとも4-5ページで1つの項目を取り上げて読みやすいです。

例えば最初の10の超基本

言い回し変えています。
1.毎朝たまごを1個
2.鮭、いわしでビタミンD活
3.肉と野菜で鉄を取る
4.毎日大さじ1枚のすりごま
5.雑穀米を推奨
6.良い油はオリーブオイルとごま油
7.朝食の果物はバナナとキウイ
8.砂糖はてんさい糖かきび砂糖
9.しらすorちりめんじゃこを大さじ2杯
10.トッピングにかつお節
といった具合に、毎日は難しいかもしれないけれど例えばキャノーラ油をやめてオリーブオイルにしようとか、胡麻はすり胡麻を買おうとか、朝はバナナだけで良いんだ、と取り入れやすいものもあります。書物の後半に出てきますが、日本は給食の栄養価が高いので無理に全てクリアする必要が無いと書かれているのも気楽です。また、他の40項目で免疫に効く食物や食べ方など、子供が健康で過ごせるために大事なことが書かれています。お陰で?か、こちらの本を参考にした11月から今のところ、息子も含めて家族で一切の病気無し!

本を参考にアップデート:現在の手づかみ食べが進むルール

朝:栄養満点パンケーキ+肉or卵焼き+野菜 or フルーツ
昼&夜:魚+野菜+16穀米に鰹節orとろろ昆布
(昼を簡単にしたい時は具沢山の麵 + 魚or肉)

基本ルールとしては
・3日分位をまとめて作って同じメニューを2-3日連続する(冷凍しない)
・お肉は牛→豚→鶏をローテ
・お魚は鰯と鮭を中心にその日のスーパーで安いもの(鰯や鰺はスーパーで3枚卸にしてもらいます。断然切り身より安くて美味しい。)
・1食分をセイロで蒸す
↓こんな感じで蒸すので、主食・副菜・汁物は1食分ずつiwakiの容器に入れて冷蔵庫にストック しています。

写真は記録用にさっと撮っているのと、食材は手づかみ食べしやすいようにパパっとお箸で切っているものあるので(*1)、雑な盛り付けご勘弁ください💦また息子の大好物が芋類なのと、ご飯だけでない炭水化物の役割としてかぼちゃとさつまいもの登場回数多めです。
*1:後日追記。手づかみ食べをスタートした時に「誤飲をさせてはいけない」と何でも食べやすい1口サイズに、親がご飯を小さく切り分ける癖がしばらく抜けていませんでした。しかし、1歳を過ぎたあたりに「子供が自分の食べる分量をかみ切る能力が育ってない」と気づき、1歳2ヵ月の今はご飯は切らずに子供自身が大きいサイズの食べ物を自ら噛みちぎる力を育て中です。気づくのが遅かったなと反省…。

朝ごはん例

パンケーキ、ハンバーグ(合挽肉/玉葱/人参)、さつまいも、苺
パンケーキ、ほうれん草と粉チーズのオムレツ、かぼちゃ(現在はすり胡麻に)

昼ごはん例(麺)

ミートソース(牛肉/トマト缶/人参/玉葱/ケチャップ)、かぼちゃ、野菜スープ(キャベツ/人参/玉葱/じゃがいも)

昼&夜ごはん例

16穀米にねこぶまんま、鯵オリーブオイルソテーに青のり、かぼちゃ、卵とじ(ワカメ/ほうれん草/しらす/えのきを出し汁ひたひたで煮て卵をフワッとかけて蓋を閉じ)
ハンバーグ(合挽肉/玉葱/人参/しらす)、さつまいも、16穀米にねこぶまんま、けんちん汁(出し汁に豚肉/人参/しめじ/もやし)
ロールキャベツ(豚肉/玉葱をキャベツで包んで出し汁)、高野豆腐、納豆おやき(じゃが芋/ひきわり納豆/胡麻/昆布)、16穀米
鶏バーグ(鶏肉/ほうれん草/ひじき/人参)、おでん(鰯つみれ/大根)、さつまいも、16穀米

レシピ例:栄養満点パンケーキ

パンケーキは以下の材料で8枚位焼けます。おやつにも提供。
・バナナ1本と擦った蓮根をバナナと同じ量位(蓮根を入れると食物繊維アップ。甘みと歯ごたえも出ます。かぼちゃ、さつまいも、人参など入れる事も。)
写真右から
・Gerberの全粒粉パウダー10g(ihearbで調達:5%オフコードはJRA5894)
・すり胡麻5g
・おからパウダー10g
・グラノーラ25g
・米粉20g
・ベーキングパウダー2g
卵1個、脂肪0ヨーグルト適当、牛乳or豆乳適当を入れて無塩バターで焼く。ヨーグルトやきな粉をかけることもあります。

ベーキングパウダーはAmazonが安いのでまとめ買い。(有機濃縮ぶどう果汁、有機コーンスターチと重曹を使ったアルミニウム不使用のべーキングパウダーで、ユーロ・米国有機認証品。)

グラノーラはドライフルーツが沢山入っているものを選び、ドライフルーツもそのまま入れています。こちらを買う事が多いです。

因みにご飯にかけている「ねこぶまんま」は北海道のふりかけらしく、ビオ系のお店や北海道の物産展で見かけます。北海道特産の柔らかいとろろ昆布・胡麻・鰹節が混ざったふりかけで、大人も卵ご飯にかけると美味しさ倍増なので必ずストックしています。

おでんは離乳食完了期に食べられるものが多いのでたまに作りますが、無添加の練り物はスーパーで見つけにくいので、調味料も含めて加工品は生活クラブ(生協の一種)で調達。ケチャップやソースなど、国産野菜を使用していて化学調味料・カラメル色素不使用。お湯で薄めて味付けしています。とにかく美味しい調味料なので是非!
トマトケチャップ|生協の食材宅配 生活クラブ生協 (seikatsuclub.coop)
中濃ソース|生協の食材宅配 生活クラブ生協 (seikatsuclub.coop)

1歳1カ月の現在、汁物の具も手づかみ食べ。お汁は親がスプーンであげています。何度かスプーン&フォークを持たせるようにチャレンジしているのですが、円盤投げかってくらい投げるので様子見。ドードル試してみようかな。

小さな最後の1粒まで食べてくれて嬉しい





この記事が参加している募集

育児日記