見出し画像

もしTVが番組内でPayPayをプレゼントできたら

一昨日 X に、こんな投稿をした。

サッカー日本代表の試合をテレビで見ながらデータ放送のクイズに答えていた。正解によって得られるポイントに応じて応募できるプレゼント内容が決まる。

10,000ポイントで1名に代表選手のサインいりユニフォーム、5,000(?)ポイントで3名に公式球、3,000ポイントで10名(?)にアマゾンギフトカードに応募できる。うろ覚えの部分は(?)とした。

上に貼った X の投稿画像の通り、私は 9,999,999ポイントをハーフタイムが訪れる前に獲得してしまった。余程のことではない限り、プレゼントに限らず基本的に抽選には応募しないのだが、お祭りだと割り切ってこのクイズで遊んでいた。

で、プレゼントに応募しても尚ポイントが余るのはモッタイナイと思ったので、#ペイペイポイント に交換できたらいいのに、と書いたのだ。

もちろん、獲得したポイント分をそのままペイペイポイントにするわけにはいかないだろうから、御上(おかみ) が許容する範囲での総額や、先着〇名の縛りや、一名あたりが受け取れるペイペイポイントの上限を設けたり、リアルタイムの視聴者に限定したり、9,999,999ポイント達成者のみなどの条件をつけたり、工夫すればよい。

テレビ局はキャッシュレス系の企業へスポンサーになりませんかと営業をかけやすくなるに違いない。あらゆるスポーツ系はもちろん、特に競馬や麻雀の番組なんかいいんじゃないかなw

金で視聴率を買う、と批判されるだろうけれど、現状すでに行われているプレゼント企画と同じである。メルカリで売ればいいや、と思いながら興味のないプレゼントへ応募するよりもテレビ画面越しに QRコードでサクッとペイペイポイントを受け取ることができるほうが視聴者としても番組側の手間としても助かるであろう。

法的な理由などで既存の地上波テレビ局で難しければ、AbemaTV で試してみてほしい気がする。#メルカリ (#メルペイ) と #サイバーエージェント (#AbemaTV) が組めば面白い企画が実現できそうな気がする。両社はそれぞれ鹿島アントラーズと町田ゼルビアのスポンサーなので、それこそ、メルペイポイントで Jリーグの toto を買えたり、当選金をメルペイポイントで受け取ったり(節税になる?)、いろいろできそうだ。

と、そう書いてはいるが、実は私はメルカリをやっていない。家の不要物を売ろうかなと考えたこともあるが、恥ずかしながらやり方がよくわからなかった。AbemaTV はプレミアリーグの放送でたまにお世話になっている。

以上の文章への「反対意見」を noteAI アシスタントに訊いてみたら、以下の三点のような返事が来た。【】内は私の反論である。

  • プレゼントの応募条件がポイント数に依存しているため、早い段階でポイントを獲得した人が不利になっている可能性がある。
    【実際のサッカー番組ではその不利さを考慮して「抽選」というシステムをとっているので問題ない。】

  • 応募制限があるため、9,999,999ポイント達成者だけが特典を受け取れるという制約は、他の視聴者にとって不公平ではないかと考えられる。
    【そういうゲームだとすれば問題ない。また、獲得ポイントごとに受け取れるポイント数を複数用意すれば問題ない。】

  • ペイペイポイントへの交換が可能とするならば、その交換レートや上限額についての情報が不明確なため、利用者にとって不安要素が生じる可能性がある。
    【番組内やそのデータ放送における表示で説明すれば問題ない。】

さて、提案はここまで。
提案といっても凡人の妄想でしかない。
以下はいつも通りの独り言。

見出し画像は最初、DALLEでつくったこの画像であった。

上の画像の状態から、PC に入っていたソフトの 3Dペイントを使って、以下の完成形になるようにカスタマイズした。

今までだったら、頭に思い描いたこの完成形を3Dペイントで最初から描き出そうとして論外な時間をかけていただろう。私はペンタブやペンを持っておらず、マウスで線を描いているので、ヘタウマにすらならない酷い絵になっていただろう。

それはともかく、脳のためにはどちらがいいのか、と、ふと思った。

a) DALLE が出してきた絵をカスタマイズ (1を2にする)
b) 最初から試行錯誤して絵をつくる (0を1にする)

楽しさとしては、あくまで私は、b) >>>>>> a) である。ああでもない、こうでもない、と、ごちゃごちゃやっているうちに、「あ!」という気づきが頭にイメージとして降ってくる。その瞬間が楽しい。

しかし、こうも思う。

私がイメージの源を求めた先が DALLE か私の自前の脳かの差というだけで、DALLE と私の脳が行っている作業は情報量の差こそあれ「今まで知った事柄の中を漁る」という意味では同じであり、結局は a) も b) も (1を2にする) 状態なのだろう、と。

同じ目的地へ着くのに車を使ったか、自分の足で走ったかを比べ、車を多用していたら筋肉が落ちるなぁと心配しているようなものだ。だから、脳のために、a) と b) をそれぞれ同じ頻度で実行するとよいのだろう。

以前、こんなツイートをした。
人間の脳を喰らうゾンビ映画のバタリアンと #ChatGPT は似ている、と書いた。web 上にある、ありとあらゆる「人間が発した情報」を AI は吸い取るのだ。

AIネイティブともいえる世代がどのような未来を築いていくのか楽しみになる。また、活版印刷が登場した時代には「文章はやっぱり自分の手で書かないと身につかない」と言われていたのか、気になる。

私は今ノートPCのキーボードでこれを書いているから、手書き派だった中世の人々にはこう答えたい。
「指を動かして文章を記していれば鉛筆やボールペンを使って自分の手で書かなくても問題ない。むしろ、ペンを握る手だけではなく両手でブラインドタッチしているので、脳の運動のためにはキーボードのほうがよいとさえ思われる」

私は小説家志望(≠作家志望)なのだが、心から好きな「文章を書く行為」に関しては、AI を使いたくない。書きたい内容の文章、そのほとんどを AI でつくって、それを自分なりに添削するようにカスタマイズするなんて、自分に許すことはできない。私が書く意味がなくなってしまうから、自分の指で紡いでいきたい。

調べ物や、反対意見を聞いたりして AI を使うかもしれないが、「地の文」は目に見えないけれど指からのびた精神の神経の延長なので、AIが書いた文章ではその神経がブツ切りになり、言葉の端々に精神の血管を通して気持ちを届けられない。だから私の文章は note であれ X であれメールであれ、すべて手書きである。虚しい自己満足でも構わない。私はそうしたい、というだけ。

と、上の二つのパラグラフへの反対意見は noteAI アシスタントに訊かないでおく。その訊かない理由を AI がわかるとは思えないから。

ちなみに、9,999,999ポイントを獲得はしたが、賞には応募しなかった。代表の選手たちのサイン入りユニフォームがほしくない、と言えば嘘になる。しかし、私よりもサッカーを頑張っている少年少女に届くほうがいいだろう。

ああ、そんなことを書いたら「いい人ぶっている」ように思われる。いや、違うんだ、応募しなかった理由の半分は、ただでさえ抽選には申し込まないのに会員登録が必要とわかって面倒くさくなったから、だ。私のズボラさが主な理由だ。よし、これでバランスがとれた。AI には決してとれないであろうバランスが。

おわり 🍀