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#935 危険運転 VS 過失運転

交通事故が発生し、負傷者が出た場合、問われる罪として危険運転罪、または過失運転罪がある

どちらの罪になるかで、刑の内容が大きく異なる

特に危険運転に関しては立証するハードルがかなり高いためなかなか適用されないのが実情である

例えば、飲酒運転による事故の場合は、はっきりとデータでわかるため危険運転罪の適用がされやすいが例えば、スピードを出しすぎたことによる事故の場合は危険運転罪に該当するかがかなり曖昧なため、過失運転罪になることが多いようだ

被害者からするとプロセスはどうあれ加害者に対して厳罰化してほしいということが本音であろう

被害者が亡くなった場合には、どうあがいても本人が生き返ることはないため、せめて危険運転罪を適用してもらい、厳罰化してもらいたいと思うに違いない

この危険運転罪と過失運転罪の線引きがかなり曖昧なため、司法も少し悩んでいる部分があるのではないだろうか
どのように決定されているかが気になるところである

交通事故による悲劇が少しでもなくなっていくためには、どのような法律を作るべきか考える時かもしれない



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