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値引き分は誰が補填しているの?

スーパーで特売をするために 、その値下げ分を下請け業者に一部負担させていた話

下請けという組織体はなかなか解消されるには程遠い

長年 、このスタイルでやっているため 下請法という法律が今更できたところでなかなか難しい部分がある

スーパーの特売や タイムセールなど消費者からすると1円でも安く買うことができることには賛成でありがたい話ではあるが、当然その差額分は誰かが 負担をしている

それが正しく負担をされているのであれば、問題はないが、どうしても、 下請け という形の弱い立場の業者に負担をさせがち

下請け側は、取引先を失うことでさらに大きな損失を強いられるのであれば 、多少の理不尽なことは受け入れざるを得ないよう形になっていることが、問題だ

それもこれも、 長年続く不況の末、 コストカットをしていく中で 、業務内容を効率化したり らまた分散化させることで 下請け 業者 という組織を構築 させたことだ

これでは、いつまでたっても全体の賃金は上がっていかない

ここまで 発注元と下請けとの関係が根付いているため 、なかなかそう簡単に抜本的な改善には至らないのではないだろうか

現行の法律がどこまで機能する かに期待するしかないのが現状である


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