「育ちが良さそう」と思われる身なりの配慮

華席という席をご存知でしょうか。
レストラン内でもっとも良い上席、華席。
その席は品と魅力ある素晴らしいお客様に対しての、
レストラン側からの敬意の表れ。

これ実は一流美容院でもある話しであるようです。

どこで判断されるかというと、
スッと伸びた背筋、姿勢、凛とした佇まい。
また、予約時の話し方、言葉遣いで素晴らしいゲストかどうか判断されます。
素晴らしいゲストと評価され歓迎される女性であれば、
お店も自分も双方リスペクトし合い、
お互いが高め合える素晴らしい空間、時間にもなる。

アイコンタクトとお辞儀も適切に。
変にお辞儀ばかりして「間」を誤魔化すのはNG。

また挨拶も+で「先日はメッセージありがとうございました」ですとか、
何かひとつつけてお相手をいい気持ちにさせることも
気遣いのひとつかなと思います。

柔らかく、明るく、しなやかで優しく、甘みもあり、優雅なイメージも
「育ちが良いな」と判断されるひとつかもしれません。

また、TPOも大切で、ある意味それも気配りのひとつとも言える。
スタイルに自信があるからと露出し過ぎなファッション、昔モテていた頃に来ていた服等、時代や年齢に合っていないもの。これらは過去の栄光に執着していてみっともないですし、自己のスタイルアピールばかり。つまり、自分のことしか考えていない。お見苦しいです。

香りに関しても、
相手の好み、万人受け、季節などに合わせる。
つける量、場所も大事ですが、香りの強弱や持続時間、トップコート、ミドルコート、ラストコートという香りの変化も計算できたら一番◎

育ちがいいとされている方々は、
自分を少し出しながらTPOや身だしなみで、相手を考えて選択します。
互いに心地よくいられるよう、そういったところから。
会う前から準備する。

次回はも少し違う角度で話していきたいと思います。