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Excelの文字検索のハナシ(WinActor)

■実行環境:WinActor Ver.6.3
■検証日:2020/12/28

Excelで文字検索をするとき、同梱ライブラリには
 ・Excel操作(検索一致)
 ・Excel操作(範囲検索)
の2種類があります。

いつも自分が迷うので、記事にしておきたいと思います!

こんなExcelファイルを用意しました。

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① Excel操作(検索一致)を実行してみる

シナリオはこんな感じ。

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実行します。

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表示されたインプットボックスに、検索したい文字を入力。

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A4のセルがアクティブになり、R1C1形式で結果が返ります。

ちなみに対象が見つからない場合は、

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ブランクが返ります。

② Excel操作(検索一致)の仕様

 1.検索方法は完全一致
 2.大文字・小文字の区別あり
 3.半角・全角の区別あり
なので、「winactorお役立ちリンク集」や「WinActorお役立ちリンク集」の検索結果はブランクになります。

ちなみに「Excel操作(検索一致)」の検索の開始・終了セルは、列全体を指定することもできます。

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もちろん行全体の指定もOK。

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行はともかく、列がR1C1形式で返って来ても使い勝手悪いんですけど…ってときは、ライブラリ「R1C1形式→A1形式 その1」で変換することができます。

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③ Excel操作(範囲検索)を実行してみる

シナリオはこんな感じ。

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実行します。

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表示されたインプットボックスに、検索したい文字を入力。

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シナリオの実行が完了すると、A4のセルがアクティブになっています。

この後 必要に応じて「Excel操作(カーソル位置の読み取り)」や「Excel操作(アクティブセルから指定位置の値取得)」を使用して、欲しい情報を取得します。

ちなみに対象が見つからない場合は、

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エラーになります。
あっ、私の煩悩がチラ見えていますね |ω・`)

そのため、例外処理と合わせて使用することをオススメします。

④ Excel操作(範囲検索)の仕様

 1.検索方法は部分一致
 2.大文字・小文字の区別なし
 3.半角・全角の区別あり
なので、「winactor」はA4がアクティブになりますが、「WinActor」はエラーになります。

ちなみに「Excel操作(範囲検索)」の検索の開始・終了セルも、列全体・行全体を指定することができます。

⑤ プチライブラリのご紹介

便利そうなプチライブラリもありましたので、ご参考までに🤖
Excelで指定の検索条件に一致するセル数をカウントするライブラリ

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