「仕事をやめたら解決できるのでは?」それは気の迷いです。
子どもが生まれて仕事をやめるだとか、「小1の壁」に対応するために仕事をやめるだとか。
そのあたりを乗り越えられたら、もう大丈夫なんだろうなぁと安心していたら、そう単純ではないことに気づいてしまいました。
わたしたちワーママはいつも
「仕事をやめなければならない」
あるいは
「働き方を変えなければならない」
という状況にさらされているのです。
追い詰められると最悪の選択肢が現れる
あまりにも忙しい日々を2ヶ月ほど過ごしていて、とあるきっかけでポキッと心が折れてしまいました。
体力的にも精神的にもギリギリの状態だったんだなぁと気づき、がっくりとしているところです。
具体的に何に忙しいかというと、地域の役員業務や、子どもの学校や保育園の対応といったところ。
これに加えて会社員として働き、日常的に必要な家事、育児、諸々の雑用。
圧倒的に時間がない、むしろもう生活は破綻している状態です。
その現実を直視してしまって、知ったんです。
こんなふうに追い詰められて、仕事をやめることが選択肢に上がってくるんだなって。
仕事をやめたら解決する?
わたしは幸せなことに、勤める会社の制度も、地域の状況も、子育てしやすい環境が整っている方だと思っています。
だから子どもが生まれたときも、小学校に入ったときも、仕事をやめることは検討する必要さえありませんでした。
ところがです。
ちょっとイレギュラーな忙しさに見舞われて、対処ができなくなってくると、いとも簡単に
「仕事やめたら解決するのかな…」
なんて弱気になるようです。
危機的イベントが多い子育て期
子どもが生まれたときや小1の壁のように、わかりやすくアラートが鳴っているイベントは、備えることができる分、対処や判断がしやすいのかもしれませんね。
注意が必要なのは、それ以外の個々の問題のようです。
急に忙しくなった、病気になった、子どもが不登校になった、パートナーが仕事をやめた……など。
ワーママの抱える危うさ
乗り越え方がよくわからないから、仕事をやめることを検討してしまう、実際にやめてしまう、ただそれは実は最善ではないかもしれない。
わたしたちはいつも「働き方を変えなければならない」という状況にさらされていて、そしてその解決策を正しく選べるとは限らない、という危うさを抱えているのです。
気づくことに意味がある
わたしは恵まれた環境にいるから大丈夫、と思っていただけに、ふと仕事をやめることを考えてしまった自分に、ゾッとしてしまいました。
だから気を引きしめるためにも、こうして言葉にして残すことにしました。
わたしもいつどうなるかわからない、ということ。
それはとても危ういことですが、自分をとりまく問題のひとつに気づくことができてよかったと思っています。
気づいていれば、追い詰められたとき、変な逃げ方をしなくなります。
わたしはしばしば間違った方向に暴走しがちなので。
心の備えを
わたしたちはみんな、それぞれの事情を抱えていて、いろいろな危険にさらされています。
それは揺るぎない事実なので、頭の片隅に置いておき、いざそのときがきてパニックにならないように、心の準備をしておきましょう。
それ以外には残念ながら解決策はなさそうなので、割り切るしかありません。
この先、いろいろなイベントが発生することは確定しています。
リスクの少ない道を選びながら、共に乗り越えていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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