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私にとって「書くこと」とは

1 前置き

メディアに載っている言葉を見て、文章を見て、「私も何かを伝えたい」と思っていた。

はっきりとそう思ったのではないのだけれど、Twitterのアカウントを用途別に複数作ったり、こうしてnoteに登録したりするのは、そういう思いの現れなんだと思う。

だけど、「書きたい」のに、いざ発信できる状況になると、何を書けるのやら、と困ってしまって、結局つまらない自己紹介をとりあえず書いてみた。

Twitterでもアメブロでも、今回のnoteでも、いちばん最初に自己紹介を書いた。

歯がゆかった。

なんとなく、恥ずかしかった。

面白い自己紹介なんて自分にはできないし、何より、共感されるものがないから。

人が書いた言葉や記事を読みたいと思うのは、「興味があるから」。これに限ると思う。何かしらに惹かれて、読むということに至る。

私の感じた歯がゆさの原因は、興味を惹くものでないと分かっていながら「発信したい」という気持ちだけで記事を出したからだ。

ただ、原因の発見をしたものの、似たような調子で、また今回も自己紹介をする。興味を惹かれないものを投稿して恥ずかしくなったということに反省はしてるんだけど、共感されなくても、興味を持たれなくても、結局自分のことを伝えたいんだな。

私が好きな「書くこと」について、書いてみる。


2 ツイートすること

私の住処、Twitter。よくタイムラインを眺める。友人と繋がっているアカウント、声優・アニメオタクと繋がるためのアカウント、同じ業界の人をフォローするためのアカウントなどを持っている。

友人と繋がっている、いわゆる「リア垢」では、普段の生活で考えたこと、思ったこと、自分に降りかかった小さな災難などをツイートすることが多い。

「なんだかよくわからないけれど、タイムラインに流れてきたら読んでしまう」

と、大学の1学年下の後輩に言われたことがある。これ、複数人から言われた。

何か、惹かれるものがあるようで嬉しい。「いいね」の通知が来ると、さらに嬉しい。(ちなみに「ふぁぼ」の時代を知っているユーザー。ふぁぼるって楽しい言葉だなあ。)

オタク垢の方では、イベントやアニメの感想、ラジオの実況などを気の向くままにツイートする。好きなものを語るときは語彙力がなくなる。

語彙力がないくせに、共感してくれたフォロワーさんが「いいね」を押してくれたり、タグで繋がったオタクが反応をくれたりする。発信することで仲間が増える。一時的な仲間も、継続的な仲間(フォロワー)も増える。


私はTwitterが好きだ。好き。でも140文字のツイートやスレッドを繋げて紡いでいく言葉じゃなくて、もっと長い文で伝えたいこともあるから、このメディアだけに頼るということはできない(笑)


3 読書メーターに投稿すること

本を読んだら読書メーターに記録している。感想も書いて記録する。

同じ本を読んだ人が、私の感想に「ナイス」してくれる。反応をもらえると嬉しい。自分の感想を少しでも読んでくれて、「ナイス」のボタンを押してくれるということ。私もその人の感想を読んで、「ナイス」をお返しする。

このやりとりがあったかいような気がして好き。

感想にコメントくれた人もいて、お返事したけれど、ちゃんとお返事になってたかな。


4 字を書くこと

これだけ「書く」の性質が違うんだけれど、自分にとって「字を書く」というのは大切なことで、好きなことだからお話ししたい。

この記事の写真も、自分の字。

字を書くことは、楽しい。小学生の頃から、手紙を書いたり年賀状の宛名を書いたりすることが好きだった。

「字、綺麗だね。習字やってたの?」と、よく尋ねられる。嬉しい褒め言葉。

習字は、習っていなかった。習いたかったけれど、両親が共働きで習いに行くことができなかった。

自分にとっての習字の先生は、祖父だった。祖父のおかげで字を書くことが好きになれた。

小学校や中学校の習字の課題は祖父と取り組んだ。習字を習っているクラスメートを差し置いて受賞したこともある。

1年に2、3回、自分の書いた字を写真に撮ってTwitterに投稿している。

私の字を好きだと言ってくれるフォロワーがいる。嬉しい。

楽しく字を書いて、好きだと反応してくれる人がいる。


5 「書くこと」の何がいいか

こうして書いていて気付いた。

私にとって「書くこと」とは、誰かとのやりとりの媒介をしてくれるものなのだと。(こういう自己紹介はただ一方的に発信している感が強いけれど)

書いて、発信することで、誰かが反応してくれることがある。知っている人でも知らない人でも、誰かしらが「いいね」を押したり、コメントをしたりしてくれる。

声に出す、動画にする、とか、発信する方法は他にもあるけれど、「書く」という手段が私は好み。反応も、自分が書いた言葉も見返せて良い。

反応をもらえると嬉しいけれど、やっぱりインターネットの世界は怖いので、知らない人から批判されるようなコメントはとても苦手。そういう部分の耐性がない。

ネットはマナーを守って使われたいですね。(唐突にお説教しちゃった)

noteでも「書くこと」を愛しながら稼働させるぞ〜。

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