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【2023】上半期公開映画ベスト10

早いもので2023年ももう折り返してしまったので、上半期に観た映画を振り返ろうと思います。今期はアニメーション作品の傑作が多かった印象ですね。

ランキングを発表する前に前哨戦として、最近観て良かった旧作を挙げると『Wの悲劇』『切腹』『暗殺のオペラ』『アンダーグラウンド』『ソウルフル・ワールド』『ガンパウダー・ミルクシェイク』『工作』『マガディーラ』あたりでした。もうこれだけでお分かり頂けるかもしれませんが、邦画も洋画も韓国もヨーロッパもインドもアニメも何でも観ます。好きなジャンルはサスペンスやホラーですが、食わず嫌いはせず満遍なく観たいタイプです。

では本題に入ります。ネタバレは極力避けたいので、事細かに展開の説明などはせず書きたいところだけ書いていきます。ちなみにギリギリ落選した11位の作品は韓国の『オオカミ狩り』でした。

10位 最後まで行く

監督/藤井道人 脚本/平田研也、藤井道人

マズい男・岡田准一VSヤバい男・綾野剛!
人を轢き殺しちゃった刑事がそれを隠蔽したらヤバい刑事に目を付けられるというストーリー。韓国映画『最後まで行く』のリメイクです。私はこのオリジナルが非常に好きなので、リメイクが成功するのか期待も不安もありましたが、観てみるとちゃんと面白かったです。とても良くなっている部分としっちゃかめっちゃかになってる部分がハッキリ分かれてました。でも総合的に見て良い映画に仕上がっていたと思う。
まずオリジナルのファンが全員思ったであろう「キャスティング逆なのでは?」問題、私にとっても一番の不安要素でしたが、脚本を結構いじってあるのでこれならキャスティングもこれで正解だったと思います。岡田くんのコミカルな演技には岡田くんならではの面白さがあるし、舅にボコボコにされて顔を歪める男は絶対に綾野剛で見たい。特に良かったのはオリジナルには無かった結婚式のシーンですね。指紋のくだりの「やっちゃった〜!」感ヤバかった。家で観てたら普通に声出して笑ってました。
終盤は恐らく「最後まで行く」とはどういうことなのかを藤井監督なりに咀嚼し、韓国映画よりメチャクチャやってやるぞ!と意気込んだ結果ああなったのだろうと思います。私が思っていた「最後まで行く」は「悪徳の限りを尽くす」みたいなニュアンスだったので、正直そっちに行ったか〜という気持ちではあったけど、あれはあれで観ていて楽しかった。楽しい映画が一番ですからね。柄本明にすべてを託しすぎな部分だけちょっと引っかかる。

9位 非常宣言

監督・脚本/ハン・ジェリム

新年に観たんですけど年明け早々観るにはかなりヘビーでした。コロナ禍を経験してウィルスへの解像度がちょっと上がっていたためか、はたまた人間の保身から生まれる悪意を浴びすぎたためか、めっちゃ具合悪くなりました。私は三半規管が強いので「映像で酔う」というのが全然わからないんですけど、劇場で気持ち悪くなるのってこういう感じなんだ…と新鮮な気持ちでへばってしまった。
ハワイ行きの飛行機内で起きたバイオテロに空のイビョンホンと陸のソンガンホで立ち向かうというストーリーなのですが、韓国の2大スターが揃ってるのにこんなに安心できないことある?と驚きました。2人がタッグを組むというわけではなくそれぞれが問題解決に当たるという感じなんですけど、もう状況がどうしようもない。流石のイビョンホンでもウィルスは食い止められないし(ただし飛行機は操縦できます)、我らがソンガンホでも公権力に抗うのは容易ではない(けどド派手なカーチェイスはやっちゃいます)。飛行機というのがミソで、ちょっとストップ!というわけにはいかないので外国の領空を飛び続けるわけです。緊急着陸しようと思っても、乗客が謎のウィルスに感染しているという噂が地上で出回りアメリカは着陸拒否。日本も拒否。だけでなく爆弾で追い払おうとする(本当にごめん)。冒頭で重要性を注記された「非常宣言」をこの使い方するのか、と思わず目を見開きました。そして韓国に帰ってきたと思ったら…。旋回する飛行機を見て、怒りとやるせなさでめちゃくちゃになりました。自分があの場にいたらどうするだろう、どの立場で物を言うだろうと考えるとすごく憂鬱。結局は大事な人がどこに居るかによるのかなあと思ったり。目の光を自在に消すイムシワンくんをもう一度観たいけど、この映画をもう一度観るのはかなり覚悟がいります。

8位 ベイビーわるきゅーれ2ベイビー

監督・脚本/坂元裕吾

ちさまひが帰ってきた!ファン待望のベイビーわるきゅーれの続編。『バッドボーイズ2バッド』を彷彿とさせるタイトルからして最高ですね。
相変わらず金欠の殺し屋ちさととまひろ、そんな2人のポジションを奪って正規のクルーに昇格しようと企む殺し屋アルバイターのゆうりとまこと兄弟。そう、全員金欠。貧しい若者VS貧しい若者という世知辛い構図に胸が痛みそうになりますが、坂元裕吾節全開でゆるく楽しくかっこよく仕上がってました。アクション監督は我らが園村健介。前作ではちさとは銃撃戦、まひろは肉弾戦みたいなイメージでしたが今作でちさとのアクションも増えていて嬉しかったです。銀行のシーンの、その場にある物を使ってめちゃくちゃする感じ楽しかったなあ。あと今回、新キャラの兄弟役の丞威と濱田龍臣くんが良かったですね。まひろVSゆうり戦ほどのクオリティのアクションシーンはちょっと邦画を見渡しても見当たらないと思う。女の子が男とタイマンなんて絶対分が悪いのに、まひろ先輩は"やる"。もう最高。決着の付け方も良かったね、あくまで彼ら彼女らは殺し屋なので。『花束みたいな恋をした』を笑っちゃうくらいイジっていましたが、ちさまひの結婚しようよ!のシーンは良すぎて「ほんとに結婚しなよ!」と思っちゃった。

7位 ボーンズ アンド オール

監督/ルカ・グァダニーノ
脚本/デヴィッド・カイガニック

ティモシー・シャラメ×カニバリズム、そりゃあ観ないわけにはいかんでしょうと軽い気持ちで行ったら思いのほか良い映画だった。下手したら眠くなるようなアート系の映画かと勝手に思ってたんですけど、ロードムービーとして一級品だったしヒューマンドラマも胸に来るものがありました。
アメリカの広大な大地を進むふたりの男女。人を喰べることへの葛藤、やるせない過去、旅と逃避行の狭間のような日々。彼らの衝動や人生を良いとか悪いとか言えるほど私は賢くも偉くもないので、ただただマイノリティの孤独や罪悪感を見つめて考え続けました。最後はやっぱりそうなるよねと思いつつ、Bones and Allというタイトルを噛み締めて切なくなりました。綺麗な映画だった、と言ってしまうのは絶対違うんだけど、でも綺麗な映画だったと言わせてほしい。ティモシーだからと観に行ったけど、ティモシーじゃなくても観るべき映画だったと思う。

6位 BLUE GIANT

監督/立川嬢 脚本/NUMBER 8

ジャズって素敵!!!
ジャズに魅了されてテナーサックスを始めた仙台の高校生、宮本大。彼が卒業を機に上京するところから物語は始まります。幼い頃から人生をピアノに捧げてきた沢辺雪祈、初心者だけど熱量だけは負けないドラムの玉田俊二、3人が出会って"JASS"を結成し、So Blueの舞台を目指す。
原作未読ですが超〜〜〜アツかったです。どんな分野でも、命を燃やす勢いで何かに熱中してる人を見ると羨望と感動でいっぱいになります。あんな風に「今しかない」と思えるものに出会って、一緒に走り抜ける覚悟のある仲間が揃うってとんでもないことだと思う。かけがえのないことだと思う。好きなだけ演奏しろという意味で大が雪祈に「いっぺん死んでこいよ」と伝える場面があるんですけど、全力で生きてるからこそ舞台上で「死ぬ」ことが出来るんだなあと胸を打たれました。あれが本当の意味で生きてるってことなんだ。じゃあ私は死んでるんだ…(可哀想)
とにかく物語の核となる宮本大という男の存在がすごかったです。雨の日も雪の日も河原でひとり、サックスを吹き続けた少年。モンキー・D・ルフィのような人格で周囲の人間を巻き込み、動かし、奮い立たせる。昨今はナード系や無気力系の主人公が増えている印象がありますが、あんなにも"主人公"然とした肝の座った男は久々に見ました。彼がブレないから、多少の困難も安心して眺めていられる。コンバースで1日3時間も走ってるのだけは人間技じゃなさすぎて怖かったですが。
私はジャズの知識がちっとも無いのでやっぱり初心者の玉田の葛藤に共感してしまったけど、よく考えたら短期間で大と雪祈に混ざれるレベルにまで仕上げてくるってポテンシャル凄すぎる。他人の頑張りに対して「天才」と安直に言うのは好きじゃないけど、でも玉田は努力の天才だと思うよ。頑張ったねえ。あと雪祈って名前美しすぎる。

5位 アフターサン

監督・脚本/シャーロット・ウェルズ

11歳の夏休み、ソフィは離れて暮らす父カラムとトルコのリゾート地へ行く。20年後、父と同じ年齢になったソフィが当時のビデオカメラを再生し、父との思い出を手繰り寄せる。
話題になっていたので急遽鑑賞しましたが、観終わった後しばらくボーっとしてしまった。これは深く刺さる人とよく分からなかったなあと思う人の二極に分かれる映画だと思う。その境目となるのは恐らく、自分や身近な人が精神的に不安定になったことがあるか、周りに人はいるのに言いようのない孤独に襲われたことがあるか。そのあたりのはず。よく分からなかったという人の気持ちも分かります。説明がほとんどない映画だから、予告を観ていなければ父が死んだことを読み取るのも難しいかもしれない。私も汲み取り切れていない部分はきっとあると思うけど、でも結構くらってしまった。大勢にバースデーソングを歌われて苦虫を噛み潰したような顔をしてしまったり、バカンスの夜に背中を丸めてひとりで嗚咽したり、絨毯屋さんでどこにも焦点を合わせずボーっと過ごしたり、そういう姿に多少なりとも共感する部分があったから。無気力でどうしようもなかった頃を思い出して、自分のことのように苦しくなった。
「アフターサン」とは日焼けしたあとに塗るクリームのことだそうで、ぴったりのタイトルだなあと感嘆しました。ぴったりすぎて泣けてくる。日焼け止めを誰かの背中に塗ってあげることは出来ても、日焼けした背中を元に戻してはあげられない。だけど気休めでもいいから寄り添っていたい。人間のそういう部分をそっと見つめた、優しくて嘘のない映画だったと思う。これがデビュー作となる彼が今後どんな映画を撮っていくのか、とても楽しみです。

4位 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

監督/アーロン・ホーバス、マイケル・ジェネリック
脚本/マシュー・フォーゲル

スーパーマリオブラザーズだ!!!
ニューヨークで配管工を営むマリオとルイージ兄弟が、変な土管に吸い込まれて魔法の世界に来ちゃった!というシンプルな異世界ストーリー。楽しかった〜。吹替で観たのでちびっ子の観客も結構いて、上映中に普通に喋ったり応援したりしていて賑やかでした。普通の映画だったら静かにしてくれよと思っちゃうけど、これはもうそうやって楽しむのが正解の映画なので、私もリラックスして雰囲気そのものを味わえたし童心にも帰れました。あっこれ小さくなるキノコだ!とか、1位の車に突撃してくる青甲羅だ!とか、ゲームが一番の娯楽だったあの頃の記憶が蘇ってワクワクしたし、目頭がほんのり熱くなりました。べつに日本人が作った映画ではないので我々が勝手に誇るのは筋違いだよなと思いつつ、日本が生み出したマリオが世界中で愛されてるのはやっぱり嬉しい。個人的に一番アツかったのは、マリオだけじゃなくルイージも一緒にスターを掴むところ。スーパーマリオ"ブラザーズ"だもんね!

3位 エゴイスト

監督/松永大司 脚本/松永大司、狗飼恭子

(ネタバレを含むので注意してください)
シングルマザーである母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太。ファッション誌の編集者として東京で自由に生きる浩輔。2人は惹かれ合い、龍太の母も交えて満ち足りた時間を過ごすようになる。幸せな日々の中、ドライブに出かける約束の日、何故か龍太は姿を現さなかった。
という不穏なあらすじからもう分かる人には分かっちゃうと思いますが、龍太は突然死にます。ほぼ過労死だったはず。予告を観た時点でそうなる気はしていましたが、私は「またか」とショックを受けました。クィアは物語の悲劇のスイッチとして殺されがちで、もううんざりするほどそういう作品を観てきたから。クィアはフィクションの中ですら幸せになれないのか、大衆に涙を流させる舞台装置の役割を負わなければならないのか、そんな風にがっかりしかけましたが、この映画が撮りたかったのは「その先」だったのだと気付きました。死別の先に残ったのは母と、息子の恋人。2人の関係って何でしょうか。親子でも友達でもないけど、でも他人とは言いたくないほどの愛情がそこには生まれている。『エゴイスト』という題ですが、愛するのも愛されるのもエゴであり、それは何も悪いことじゃないよなあとラストシーンで滝のように泣きながら考えました。日常では「エゴ」って割とネガティブな文脈で使われがちかなと思いますが、そのエゴで救われる人だって当然いる。そういう形の愛情を描いた映画は私には新鮮だったので、龍太の死も飲み込めました。死んでほしくなかったけど、クィアだって当然いつかは死ぬんだから、その先にあるものを描くことも大事だよなと思わされました。
氷魚くんが非常に可愛くてこりゃあ皆好きになっちゃうよという感じでしたが、やはり圧巻は鈴木亮平、彼はもう日本に留まっている場合ではない。世界に挑んでほしい。だけど彼が日本を愛してくれているのは普段の言動や芝居のスタンスからとても感じるので、海外に出るよりも国内を引っ張って行こうと第一線で頑張ってくれている気もします。こういう役者がいてくれるから、日本もまだまだ戦えるぞと思えます。ありがとう鈴木亮平。

2位 別れる決心

監督/パク・チャヌク
監督・脚本/パク・チャヌク、チョン・ソギョン

およそ7年ぶりのパクチャヌクの新作。前作『お嬢さん』で韓国映画界と百合映画界に激震を走らせたパクチャヌクが今回撮ったのはプラトニックな不倫物語。男が山頂から転落死した事件を追う刑事ヘジュンと、被害者の妻ソレ。取り調べが進むに連れて2人は徐々に惹かれ合い、物語は思わぬ方向へ──。
もうポスターが出た段階でガッツポーズが出そうなくらい嬉しかったのを覚えています。楽しみすぎてソワソワして、気持ちを落ち着かせるために『お嬢さん』や復讐3部作を観返して余計に気持ちを昂らせるなどしていました。期待で胸をいっぱいにして公開後すぐ鑑賞しましたが、もうヘジュンがソレを見た瞬間おかしくなって結婚指輪を隠してみたり高い寿司を経費で頼んでみたりと愚行の連発で、ヘラヘラ笑っちゃいそうになりました。情けない男すぎる。オタクは情けない男が大好きなんだ。相合傘をするシーンでヘジュンがビッチョビチョになってるのも見所です。京都銀行の「相合傘、濡れてる方が惚れている」という名コピーをご存知の方も多いかと思いますが、あれをあんなにもハッキリ体現している人を見ると笑ってしまうよ。SMSでやりとりするシーンも、ソレの連投にまごついて文章を打ったり消したりしていてオジサンって感じで可愛かった。
そして何より「愛してるなんて言ってない」のくだり。2010年代の情けない男大賞を受賞したのは『ゴーン・ガール』のベンアフでしたが(私調べ)、2020年代の大賞はもうパクヘイルで決まりではないでしょうか。まだ2023年ですが、彼を超える情けなさが今後出てくるとはちょっと思えない。それほど情けなかった。誤解してほしくないのですが、これは心の底からの賛辞の言葉です(そう?)。
パクチャヌク監督は愛という言葉を使わずに愛を表現したい人だと思っていて、だから今作の「あなたの未解決事件になりたい」や「僕は完全に崩壊しました」はほとんど"I love you"の言い換えだと思うんですね。『お嬢さん』なら「私の人生を壊しにきた救世主」なんかがまさにそうで。そういう人が繰り出した「"愛してる"なんて言ってない」の破壊力たるや。これだけ"I love you"を意訳してきたパクチャヌクが、言ってない!と言い訳する文脈で「愛してる」と口にさせた物語の屈折。思わず息を呑みました。確かにヘジュンは"愛してる"とは言わなかったけど、でも、言っちゃってたよ。聞こえたもん。

1位 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース

素晴らしかったです。
1作目は残念ながら流行りに乗り遅れて自宅で鑑賞したのですが、ま〜〜〜後悔した。劇場で観るべきだったと。映像と音楽をフルに活かして全力でこちらを楽しませてくれる特大エンタメパワー、あのマイルス覚醒シーンを観た瞬間に自然と涙がこぼれ落ちました。良すぎて。良すぎて泣くという経験はそんなに出来ることじゃないと思うのでスパイダーバースは本当におすすめです。
2作目となる今作では、スパイダーマンを継承したマイルスがグウェンと再開し、マルチバースの中心へと辿り着きます。そしてスパイダーマンたちに課せられた「愛する人と世界を同時には救えない」という宿命を知ってしまいます。
本当に本当に良かったです。かなりの高さのハードルをひょいと飛び越えてくれたと思う。新キャラもすごく魅力的だった(ホービー♡)し、何よりキャッチコピーにもなっているマイルスの「運命なんてブッつぶせ」という姿勢が最高でした。うだうだ言われても関係ない、自分は自分のやりたいようにやるぞ、という少年の決意は何の使命もない我々オタクの心をも熱く燃やしてくれます。きっとスパイダーバースは、この世に存在する数多のスパイダーマンたちの歴史を丸ごと救いたいのだと思う。過去を改変して助けるとかそういうことではなく、「運命に抗った」「諦めなかった」バースを生み出すこと。それをイレギュラーな存在であるマイルスの背中に託して、いま反乱を起こそうとしているのだと感じました。頼むからトムホちゃんも救ってくれ。
とはいえ今回はこれ単体で完結しているわけではなく「前編・完!」みたいな終わり方をするので、そういう意味では1作目の方が楽しかった、分かりやすかった、完成度が高かった、みたいな意見もあると思います。それも分かる。これどうやって終わるの?と思っていたらそのままオチは付けずに終わってしまったので。だけどそこにネガティブな気持ちは生まれず、こんな最高なものがまだ続くのか!という喜びを伴う驚きだったので私はとても嬉しかったです。続きがはやく観たいよ。

あと上半期公開作品ではないけど、『THE FIRST SLAM DUNK』はここ半年で10回以上観てます。本当にサイコーの映画。井上先生に足向けて寝られません。
長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方の琴線に触れる何かがあれば良いなあと思います。皆さんもぜひ楽しい映画ライフを。

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