新型コロナウィルス蔓延の今だから再認識したい偉人の言葉:「如水」孫子

孫子と言えば「兵法」(戦の方法論)で有名です。誤解がないように解説すると孫子は「戦争をしないのが最善」と総論で述べています。最後の手段として仕方なく「戦争」をする、するからには「負けては意味がない」ため「全力で戦術」を考えたのだと思います。

この兵法は、武田信玄や黒田官兵衛、ナポレオンも「教科書」としたと言われています。私の考えでは「普遍的な法則」が含まれており「時代や空間を超えて」愛用されているものではないかと思います。黒田官兵衛にいたっては、晩年名前を「黒田如水」とするほど孫子を尊敬していたものと推測します。

さてこの「如水」は「水の如く(ごとく)」という意味です。戦争前にまず戦略を立てますが、開戦後「相手の布陣」「相手の戦法」が判明し、途中で変更されても「味方の布陣」「味方の戦法」を相手の嫌がる様、味方が勝てる様にする事が大事という意味です。「臨機応変」の極みということで「水は一定の形を持たずあらゆる形に変形出来る事」から「如水」と例えたのです。黒田官兵衛は「戦争以外」の事、例えば人生においても「環境」などに「適応」して「生きる」ことに通じると感じたのではないでしょうか。その上で「如水」へ「改名」したのではないかと考えます。

50歳男性で単身赴任の新型コロナウィルス感染者が自宅で「永眠」されました。これは「今の方法」をきちんと守ると「病院」までたどり着けずに死亡してしまうという事を証明しています。人の命なので1例でもこの様な人が出れば「方法」を変更しなければなりません。しかし、厚生労働省が迅速に対応するとは思えません。これからは「自分の身は自分で守る」しかありません。

有効そうなウィルス薬も出て来ていますが、「ウィルスが増殖しきる前」に投与しないと「免疫の暴走」も生じて「手遅れ」になるでしょう。「間違っている方法」は「欺く(あざむく)」しかありません。孫子も「兵は詭道なり」と言っています。

新型コロナウィルスから自分を守る手順

1「熱が出た初日に保健所もしくは主治医に5日前から出たと連絡する」

2「検査待ちで自宅にいる場合、調子が悪ければ呼吸が非常に苦しいと訴える」

3「保健所に連絡してダメな時は、救急車を呼ぶ」

4「(ないと思いますが)救急車もダメな時は、直接最寄りの病院へ行く」

上記のことはいくつも問題があることは承知で書いています。しかし、保健所の人も救急隊も病院の人も「院内感染」「濃厚接触」などより「あなたの命」の方が大事であると認識して働いていると考えます(違うという人がいるなら、その場でその人は自分の仕事を辞職するべきです)。「大騒ぎになるから少数は犠牲にする」という空気が蔓延するのは非常に危険です。仮に「院内感染」など他人に感染しても「あなた」の責任ではありません。「すべての人が安全に対応できない方法を継続している厚生労働省」の責任です。ためらうことなどありません。「あなたの命」にかわるものはこの世の中に存在しません。例え愚かな人がいてあなたを批判しても「生きていなければ」聞く事が出来ません。気にしてはいけません。「あなたの命」を最優先にする権利があるはずです。「勇気」を持って早めに検査してもらい、「より安全な状態」で「感染」と「闘う」べきです。一人でも「救えたかも知れない人が救えない」状態にならないことをお祈りしております。

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