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流浪する患者さん

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「いい治療が受けたい!」この患者さんの願いが叶う医療システムに日本はなっているのでしょうか?
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流浪する患者さん:第1話「いい病院?」

はじめに 患者さんは誰でも「いい医療を受けたい」と望むものです。しかし、どこで「いい医療…

松木 桃
4年前
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流浪する患者さん:第2話「大学病院なら間違いないか?」

ノーベル賞受賞者の中山先生は以前テレビ番組に出られた際に「はじめは整形外科に入局されたこ…

松木 桃
4年前

流浪する患者さん:第3話「癌センターなら間違いないか?」

現在のシステムはわかりませんが、少し前まで「癌センター」では治療成績を相当気にされていた…

松木 桃
4年前
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流浪する患者さん:第4話「専門医なら間違いないのか?」

日本の「専門医」は「ある学会」に入り、「指定病院で研修して症例を経験」し「簡易な試験」を…

松木 桃
4年前
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流浪する患者さん:第5話「患者さんの評判はあてになるのか?」

私は時々「待合室」での患者同士の会話を耳にすることがあります。「あそこの先生はいい先生で…

松木 桃
4年前

流浪する患者さん:第6話「結局流浪するしかない?」

結局のところ、「いい医師」を探すのは非常に難しいことはお分かり頂けたでしょうか? 最近は…

松木 桃
4年前

流浪する患者さん:第7話「技術+人間性が必要!」

医師は「技術職」なので、前回までは「医療技術的」な「いい医師」について説明してきました。しかし、医療技術的に優れていても、いつも怒っている医師にかかりたいと思う人は少ないと考えます。 医師には「心も弱った」患者さんの「カウンセリング」や「経済的な問題」を理解したりする力が必要になります。これは「医学部」では教えてくれません。患者さんを多く見ようとか、お金の勘定を気にしたり、仕事に追い回されたり、医師自身の心身の状態が悪ければ、恐らく患者の「カウンセリング」など無理でしょう。