情報の罠
アイスが売れれば売れるほど、溺死する人が増える。この内容を読んだ時に、いやいやと思った方はいませんか?
この内容は事実です。
アイスが売れるということは、暑いです。つまり夏であり、海水浴に来る人やプールに遊びに行く人も増え、同時に溺死する人も増えます。
つまり、アイスの売れ行きと溺死者の増加は相関関係であり、因果関係ではありません。
しかし、この情報を聞いたときに、「アイスを販売するのは危険だ!」と叫ぶ人がいます。
こうした情報の罠は、私たちの周りに多く存在しています。ネットやテレビのニュース、知人の話など、日常的に接する情報にも含まれます。
相関関係しかないものを、因果関係があるものと誤解することは非常に危険です。
情報を正しく評価するためには、より包括的な視点や多角的な情報を得ることが重要です。
情報に惑わされないためには、一つの情報に基づいて行動する前に、より包括的な情報や証拠を収集し、独自の判断を下す必要があります。これによって、より良い意思決定をすることができるでしょう。
最後に、以下の文が因果関係のある文か相関関係のある文か、考えてみてください。
広告費をかければかけるほど、売り上げが上がる
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