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今まで同様の米韓外交問題に見えるが、よくよく見ると両者の距離は他人ほど離れている、のか?w

早速、韓国とアメリカで企業の欠陥製品に関する内部告発の考え方がここまで違う、という話から始めたい。

●現代自動車の欠陥エンジンを告発、韓国では刑事犯なのにアメリカではw●
今日のテーマは「離れていくアメリカに何できない韓国」でどうだろうか?
まず、朝鮮日報の記事になる。


現代自動車のエンジン欠陥問題、米政府が内部告発者に褒賞金2430万ドル
11/11(木) 14:52配信 朝鮮日報日本語版
現代自動車と起亜自動車のエンジン欠陥問題を内部告発した現代自動車の元社員に米国連邦政府が2430万ドル(約27億7000万円)の褒賞金を支給する。
米運輸省交通安全局(NHTSA)は9日(現地時間)、現代自動車と起亜自動車の米国法人で安全問題の内部告発を行った現代自動車のキム・グァンホ元部長(59)に上記の褒賞金を支払うと発表した。2016年にNHTSAが自動車の安全に関する内部告発保護法を施行して以来、実際に内部告発者に褒賞金が支払われるのはこれが初めてだ。
現代自の品質戦略チームに勤務していたキム氏は2016年、韓国政府と米国政府に現代・起亜自動車のエンジン「シータ2」の欠陥を暴露した。キム氏は会社の営業秘密を流出したとして解雇され、業務上背任容疑で検察に告訴された。
しかしNHTSAはキム氏が提供した情報に基づきシータ2リコールの適切性に関する調査を行い、米国で同エンジンが搭載された車160万台がリコールされた。NHTSAは「現代・起亜自はシータ2が搭載された160万台について後追いの形でリコールを行い、エンジンの欠陥についてもNHTSAに重要な情報を正確に報告しなかった」との判断を下した。これによってNHTSAは昨年11月、現代・起亜自に8100万ドル(約92億円)の課徴金支払いを命じた。
NHTSAは課徴金8100万ドルの30%に当たる2430万ドルをキム氏に支払う褒賞金の額とした。米国政府は公益情報提供者の貢献度によって政府が得た収益の10-30%を褒賞金として支払っているが、キム氏は今回その最高額を受け取ることになったのだ。
キム氏はこの日声明を出し「欠陥のある車の所有者を保護するため私が甘受したリスクに対し、正当に褒賞を受け取ることができてうれしい」「私の情報提供が現代自動車と業界全体において安全を実質的に改善するきっかけになることを願う」とコメントした。
キム氏はすでに韓国でも内部告発者として認められ勲章を受け取っており、国民権益委員会から2億ウォン(約1900万円)の褒賞金を受け取っている。キム氏は今年10月に米国の非営利団体「欺瞞(ぎまん)に対抗する納税者教育ファンド(TAFEF)」から「今年の公益情報提供者」に選ばれた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8582a9c0c4596710ee8fe61a54c6b9bf7e46a1a5


元々は現代自動車の部長級の職位だったキム・グアンホが、2016年に自社のエンジン「シーダ2」に欠陥があることをまず韓国政府へ告発したそうだ。だが、企業秘密を洩らしたかどで解雇され、更に検察からは業務上背任容疑で提訴されてしまったという。
さすがに、これ以上韓国国内で告発を続けても埒が明かないと悟ったキムは、一転アメリカへ渡り、米運輸省交通安全局(NHTSA)へ同様の告発を行った結果、こちらでは内部告発保護法が適用されただけでなく、報奨金2430万ドルが支払われることになったのだという。

この件、2016年に公になった事件だったのだが、当時はパククネ政権の末期だったこともあり、政府としては何も対応をしなかったものと見られる。まぁ、韓国を代表する財閥の現代グループで起きた告発劇だったことを思えば、静観して事の成り行きを見守るしかなかったのも無理はない。だが、職を失くす覚悟でエンジンが欠陥だと声を挙げキム・グアンホを平然と見殺しにする、それが韓国流だ。覚えておきたいものであろう。

ところでこの保護法は、罰金など摘発を受けた業者が当局へ支払ったものを告発者へ分配する、とされている。つまり現代はシーダ2の欠陥を認めてリコールをかけ、罰金も支払ったからこそ、キム・グアンホに報奨金が渡った、ということになる。
で、タイミングで言えば、このリコールの措置が終わったところで、今度はEV車ジェネシスのバッテリー発火や爆発事故が始まって、またリコールになっている、ということだ。なるほど、現代がタイガーウッズの口を封じ、現代車に問題があったとは言わせなかった理由もここにある、ということか。マジで現代は「リコール倒産」になっちゃうからねぇw

しかし、韓国で仕事なんかしちゃダメだね。不正や欠陥を指摘したら逮捕、だものなぁ。怖い怖いw

●米韓で泥仕合勃発か?治外法権な在韓米軍基地を使って犯人隠蔽?●
在韓アメリカ人外交官が韓国でタクシーと衝突事故を起こしたのだが、外交官はそのまま在韓米軍基地内に逃げ込んでしまったのだそうだ。更に、在韓アメリカ大使館までもが「韓国の報道内容に同意しない」と全面的に対決する姿勢を表明しているらしい。
WoWKoreaの記事になる。


高圧的な米国大使館…外交官が交通事故後に逃走したとの報道に「同意しない」=韓国
11/11(木) 21:59配信 WoW!Korea
駐韓米国大使館は11日、米国外交官たちが運転中にタクシーと衝突事故を起こしたものの、逃走した後、警察の調査を拒否したという韓国メディアの報道について「同意しない」という態度を示した。
在韓米国大使館はこの日、外交部記者団に送ってきた声明文で「米国大使館は今回の事件に関するメディア報道の内容に同意しない」と明らかにした。
続いて「当該事件と関連し、韓国側管轄法執行当局で徹底的かつ公正に捜査するものと確信している」と述べた。
また「当該捜査が終結するまでは追加的な解明は自制したい」と付け加えた。
米国の外交官4人は前日の午後5時35分頃、ソウル市のナムサン(南山)3号トンネル付近において、車線を変更する過程でタクシーの右側背面バンパーに衝突した。
しかし、運転手である米国外交官は事故現場で降りず、ヨンサン(龍山)米国8軍基地ゲート近くまで走行し、これにタクシー運転手も付いていき、出入りを統制する米軍関係者たちともみ合いになった。
警察が通報を受けて出動し、外交官の車のナンバープレートを確認したのに続き、身分を確認しようとしたが、米国外交官は窓も開けず、飲酒測定をはじめとするすべての調査を拒否したという。
その後、彼らは基地の敷地内に入ったが、警察は法的根拠がなく、これを阻止・制止することはできなかった。
警察は本日午前、外交部を通じて運転手が外交官である事実を確認し、駐韓米国大使館と外交部に警察の調査協力と兔責特権の行使に対する質疑などの内容を盛り込んだ公文書を送った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9feb3074add027b60ad141222c257d43f6300939


この記事のコメント欄にはアメリカの扱いが「植民地韓国」で笑った、というものがあって、まさにそうだなぁ、とおいらも思った。最近似たような話があったな、と思い返したら駐韓ベルギー大使の中国嫁の件だった。ショッピングに行って韓国人の店員を殴り、謝りもしないでベルギーへ帰国してしまった、あの一件だ。植民地っぽく見えるのは、殴ったり蹴られたりしても文句ひとつ言わず我慢を強いられる、それが植民地テイストということなのだろうと。中国しかり、アメリカしかり、韓国人を人と扱ったら負け、なのだねw

で、実際の話、どちらのドライバーが悪いのか?については全くわからない。こうしたアメリカとのトラブルの場合は、韓国側が有利になるよう韓国メディアが盛りまくって報道するので、紹介した記事もどこまで真実なのかはまるっきりわからないのだ。
そうした背景もあって、在韓アメリカ大使館が「報道には同意しない」という強硬な姿勢を見せたのかもしれないのだ。
まぁ、日本にやるように、文在寅はアメリカにもしつこく韓国人の地位を確立し、謝罪と賠償を行うニダ、とやるのか?が今後のポイントにはなるのだろう。無論、バイデンに交渉を持ちかけても、聞く耳も持たず無視で終了、となるだけだろうがね。

何せ韓国、過去に何度もアメリカ軍へ迷惑をかけまくっているのだ、下手に抗議でもしようものなら、バイデンは何を言い出すかわからないからねw

●韓国次期大統領候補が「日韓併合は桂タフト協定のせいで起きた!」はい?●
共に民主党から立候補している李在明候補が、わけのわからんことを絶叫したのだそうな。
読売の記事になる。


日韓併合は「米国が承認したから」…韓国大統領候補の李在明氏が米議員に
11/12(金) 18:52配信 読売新聞オンライン
【ソウル】聯合ニュースによると、韓国の左派系与党「共に民主党」の大統領選候補、李在明(イジェミョン)・前京畿道(キョンギド)知事(56)は12日、ソウルを訪問した米国のジョン・オソフ上院議員と会談した際、日韓併合の原因について「米国が承認したからだ」と主張した。
李氏は冒頭発言で、日本が米国のフィリピン統治を承認し、米国が朝鮮半島における日本の優越的支配を認めた1905年の「桂・タフト協定」が、5年後の日韓併合を招いたとの見方を伝えた。また、「最終的に日本ではなく朝鮮半島が分断され、(朝鮮)戦争の原因になった」とも述べた。
李氏の発言は、朝鮮半島の植民地化や分断の歴史には、米国にも責任の一端があるとの考えを示したものだ。オソフ氏は、朝鮮戦争で米韓が共に戦った歴史などに触れ、米韓同盟の重要性を訴えたという。李氏に対し、野党側などから「外交的な礼を欠いている」との批判が出た。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9693affe7c81974e4362d5d7850600277c639423


なんかよくわからないのだが、どうもこの李在明という候補、アメリカ上院議員がたまたま訪韓していたらしく、それでイキってあることないこと口走ったのではないか?とさえ見られている。だが、こんなのが次期韓国大統領になるとわかれば、アメリカは更に韓国から離れていくだろう。
というか、桂・タフト協定で朝鮮半島の分割統治が?いや、おま、あのさ、この協定って1905年だぜ?北朝鮮と南朝鮮に別れたのはいつだ?

まぁ、こいつの脳内でどういう妄想回路が動いたのかは知らないが。そんな昔から日本がアメリカと1対1で交渉をしていた、それがまず許せなかったのかもしれない。それでぎゃーぎゃー喚いている間に、半島の分断にはアメリカだって関与していたんじゃないのか?と更に捏造史を紐解き始め、こうして記事にまでなってしまった、そんなところなのだろう、と。

ただ、こうして米韓のいざこざを突いていくと、およそ同盟国だとは思えないほど距離感でやり合ってる感が強い。無理をして同盟を続けるより、アメリカ、韓国それぞれが独り立ちする時が来ているように思えるのだがねぇ。

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