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【台本裏話#06】スチームパンクセリフ枠

こちらもREALITYのガチャを見た瞬間に
「やるしかねぇ〜〜〜〜〜!!!」って思ったセリフ枠です。

このテーマをやるにあたって、そういえば、僕が今まで触れたことのあるスチームパンク作品を思い返していました。

・スチームボーイ
・甲鉄城のカバネリ
・プリンセスプリンシパル
・鋼の錬金術師
・空挺ドラゴンズ
・天空の城ラピュタ

うえの3つはスチパンというジャンルカテゴリの認識でいたのですが、
下3本はスチパンジャンルに入るという意識がなかったので、
「スチームパンク 作品」で検索したときに出てきて
「あ〜、言われてみればスチパンだわ」と思いました。
ハガレンは錬金術がメインテーマだし、
空挺ドラゴンズはドラゴンがメインテーマだし、
天空の城ラピュタはもうジャンルが「ジブリ」って認識があったんですよね〜。

とはいえ、Google検索さんによると、これらはスチパンジャンルに入るそうです。
自分でもスチパン作品書こうと思った時に色々調べてたんですが、
ハガレンの「オートメイル(機械鎧)」って概念は、
めちゃくちゃ発明だと思うし、独創的で、かっこよくて、
こんな創作物を生み出してみたいものだと思いました。
僕にはまだまだこういう発想力は足りないなと日々反省。
世の中にないけど、世界観の中にフィットして、そして言葉としてスッと受け入れられる、そんな言葉をいつか生み出してみたい…。

そんなこんなで、色々と試行錯誤しながら書いた台本たちの裏話をしようと思います。

■遊園地ver.
僕がスチームパンクと聞いて思い浮かぶ景色の中に、実際に存在する遊園地があります。
それが、フランスにある機械仕掛けの遊園地「レ・マシーン・ド・リル」です。
大きな機械仕掛けの象、2階建てのメリーゴーランド、
鳥の形をした乗り物…人生で一度は行ってみたい場所の一つです。
この台本はそんな遊園地からインスパイアされています。
相変わらず尺の都合で入りきらなかった続きがありまして…。
Bはオートマタにされるけど、この遊園地では働けません。
国に戻されて…その後は…まぁ、お察しの通りって感じです。
相当やばいことをやらかすでしょうね…。
やらかしでいうと、台本に致命的な誤字がありまして…
Aが「キャシー」と言ってBがピンときてないのは「キャシー」が「キャサリン」の愛称だからですね。
その後のAのセリフが誤字ってます。「よくご存知ですよね?キャサリン・アーヴィング」が正しいです。
大事なところなのに間違えてしまった…。ギリギリに台本仕上げるとこういうことになるということです。ちゃんと見直しましょう。反省。

■鉱石の秘密ver.
スチームパンクといえば、現代からは想像もつかないようなエネルギー源!
ということで「マギウム鉱石」というものを登場させました。
魔法的な意味合いを持つ「マギ」と鉱石っぽい「〜ウム」を組み合わせただけの安直なものなんですが、アドリブ的に「魔法」とか使ってもらってもいいかもな〜なんて思ったりもしました。
未知のエネルギーの石って夢がありますよね〜。
子供の頃、宝石に魅了されて、宝石の広告の切り抜きをよくしてました。
セボンスターとかも大好きだったな…。

■ミミズク旅団ver.
今回のセリフ枠はREALITYのガチャから着想をえているので、そのガチャのタイトルからとらせていただきました。
スチームパンクといえば、飛行艇的なところもありますしね!
僕の書いたミミズク旅団は空の運び屋さんです。
厄介ごとを持ち込みがちな艦長と、それに振り回される船員たち…。
そんなドタバタを書きたかったのがこの台本です。
艦長室と機関室ってたぶん一番遠い気がするのですが、会話の雰囲気からこの二人ってめちゃくちゃ近い関係なんだと思います。
どんな関係なんだろうな〜って想像しながらアドリブ考えてもらえてたら嬉しいな〜。

■託されたものver.
やっぱりバトルものは一つ書きたぁぁぁぁ〜い!
って最後まで粘りに粘って書いた作品です。
とはいえ、普通のバトルものとスチームパンクもので、
セリフとして差をつけるのって難しい…。
セリフの中に「ギア」などの世界観を盛り込みつつ、
SEにも蒸気の音を混ぜたりして雰囲気工夫したりしてみました。
伝わってたらいいな…。

スチームパンクみたいな、視覚的に楽しむ要素が多いものは
世界観を伝えるために説明セリフ多くなっちゃうところが全体的に苦労したポイントでした。
音声だけで伝えるのって本当に難しい〜〜〜!
でも好きな世界観を表現したいんだ〜〜〜〜〜〜!
毎週この戦いをしていた気がします。

ちなみに、今回もボツサムネあります〜。

あっさりデザイン

これでもまぁいいかな〜、なんて思ってたんですけど、
こだわりたくなって、この記事のサムネの画像になりました。
少し昔の洋画ポスターっぽい雰囲気にしたかったので、いっぱい洋画ポスター検索してデザインの勉強をしました。
頑張ったかいはあった…はず!

さて、セリフ枠の振り返りが最新まできてしまいましたね。
これ以降お休みいただいているので…次からは昔のセリフ枠を振り返ってみたり、関係ないことを書いていくかもしれません。
それでもお付き合いいただける方は、また次回の更新でお会いしましょう〜


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