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不慮の事故 自然災害 117 311 に散っていった小さな命に捧ぐ (ヒヤシンス科) ギリシャ語 chion(雪) doxa(輝き 栄光) 雪解けの頃に咲く花 花言葉: 栄光 仲間思い たくましさ 奥ゆかしい 別離の意味も分からぬまま 突然手の届かぬ世界に旅立ってしまった 小さな命たち 果てしなく広がる海原で その魂は 暖かな日差しを浴びながら 波間を漂い 澄み切った青空を眺めているだろうか 穏やかな波に揺られながら 満天の星空を
自然災害で命を落としてしまった子供達に あるいは争いに巻き込まれて親を亡くしたり自分が傷つけられたりして 生きる術がわからず途方にくれている世界中の子ども達に捧ぐ 何もできなかった あの時 あの場所にあったのは どうしようもないほどの無力さと 底知れぬ程の喪失感だけだった 諦めきれない突然の離別に 苦しむ人達の流す涙はいつも血の色をしている 深くえぐられてしまった心の傷口からは やり場のない怒りと悲嘆と哀惜とが液体のように ド
盗られたわけじゃない 見失っているだけ どこにも境界線を持たない子供達 心はいつだって自由に飛び回る 羽の生えたフワフワの心は どこにだって行けるし 楽しい物を簡単に見つけ出してしまう これは潜水艦かな 深い深い海に向かって出発 見た事も聞いた事もない魚たちと遊ぶんだ これは宇宙船かな あっと言う間に銀河系の果てまでも飛んでいく 宇宙人とだってすぐに仲良しになれるんだ こどもの頃には 誰もが心に羽を持っていた 大人になっても持ってるはずだよね 見失
ちいさな ともだち いっしょに いるだけで ただいっしょに いるだけで こころは あったか おひさまいろ ちいさなて ちいさなひとみに ちいさなからだ うたって おどって とびはねて わらって ころげて だきしめて どんな しぐさも なきごえも おもいだせるよ いつだって やさしいね あったかいね いまでも いつも いっしょだよ おもいだすたび いつだって こころは あったか おひさまいろ