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大東流の柔術11 (拳返し)

合気で有名な大東流だけど、あんまりにも柔術じゃんそれって思う動作が合気として紹介されてたり、大東流で解説されてるのが合気ばっかりなので柔術の説明用に。

御断り

合気に関しては説明しない、会派は明かさない、大東流で習う柔術の話をする。
流派としては、所作、身体の移動、間合感覚、手の使い方などを身に着ける為に色々注意点があるが、腕の動きに重点を置いて記載する。

目次


説明

概要

今回は拳返し(こぶしかえし)、技名らしい技名をちゃんと聞いたことのあるレアな技。

相手の手首を返す事で崩す事が出来、武器を持ってる方がよく効く中々面白い技

Xで発信した画像での説明

細かい解説

番号はXのリプライにスレッドとして投稿しており、各番号と対応している

  1. 白:相手の腹を突く
    ・短刀を持ち、突き入れる動作が元に成り立っており、手を巻かずしっかり体重を乗せる
    黒:相手の手を横から受ける事で逸らしつつ半身を取る
    ・優先するのは相手の手を逸らす事
     いざと言う時の安全と次の動作の繋の為に半身を取る

  2. 黒:相手の手に自分の右手を被せる
    ・相手の手を自分の手で包む
     慣れてくれば、掴むだけで次の動作に繋がる

  3. 黒:相手の手を手首に添って縦に返す
    ・押さず手首を返すだけ、向きに気をつける

  4. 黒:相手は手を自分に向けて逃がすのでついていく
    ・もう崩れてるので後は邪魔しなければ相手は倒れる。ここだけ見て手を相手に返すだけでも間違いではない

おまけ

慣れると相手の拳に手を当てて押すだけ、返すだけで崩せる。
これを応用して、相手の手を極めずに崩しが成立した向きのまま崩すことで、色々な方向に崩してるように見せかける事が出来る

別に取り直した定点画像

・Xで投稿した画像は手元を見易い用に角度変えてたから、なるべく定点で

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