大東流の柔術28 (後ろ手交差投げ)
合気で有名な大東流だけど、あんまりにも柔術じゃんそれって思う動作が合気として紹介されてたり、大東流で解説されてるのが合気ばっかりなので柔術の説明用に。
御断り
合気に関しては説明しない、会派は明かさない、大東流で習う柔術の話をする。
流派としては、所作、身体の移動、間合感覚、手の使い方などを身に着ける為に色々注意点があるが、腕の動きに重点を置いて記載する。
目次
説明
概要
今回は後ろ手の交差投げ
技名が無いやつで、相手の腕だけ自分の前に持ってきて、相手が後ろに居るまま左右に動かす。
Xで発信した画像での説明
細かい解説
番号はXのリプライにスレッドとして投稿しており、各番号と対応している
白:相手の両手を後ろから取る
・本当は相手の腕を引き腕を水平に持ってくのだが、割愛
黒:手を向け持たせ、手を開く
・姿勢が崩れない様に手を開く黒:肘を上げる
・相手を無視して上腕が水平になるように肘を引き上げる黒:相手の肘に自分の肘を乗せて崩す
・掌を地面に向け下ろす
・外し手と同じ用に肘を開いて下ろす
・肘を後ろに突き出す黒:両手を水平に前へ出す
・掌は常に地面に向け、前に出す黒:右手を上げる
・相手が自分に密着したら腕を捻りながら上げる
・相手の腕が合わせて肘が上がってれば良い黒:右手を左に向け移動させる
・相手の腕が頭上を乗り越え、左に移動する
・相手の身体もこの時背後のまま左に移動する黒:左手を上げ相手の右腕に当て抑える
・相手の右腕が水平になった位で左手を上げ、相手の右腕を抑える
・このまま正面に投げてもいいし、一ヶ条の様に抑えても良い
おまけ
相手の腕が自分の前にある時、相手の腕を極めすぎないのがコツで、上から覆い被さっている相手に対して下から支える程度の気持ちで良い。
結構多い失敗パターンは、後ろから抑えてくる相手に対し腕を極めて持ち上げ操作するパターン、相手は腕を伸ばして持っているので関節の可動が少なくなっている。
別に取り直した定点画像
・Xで投稿した画像は手元を見易い用に角度変えてたから、なるべく定点で
※後で
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