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5年は大丈夫と言われ社員も工場も拡大した矢先

減産と言われた私達は、必死に雇用を守ろうとしました。

しかし、限界がきます。

苦渋の決断で大型のリストラを実施。

100名近い社員さんが働く場を無くしてしまいました。

下請けの代償です。

良いときは、使いやすいように使い切る。

悪いときは、アッサリ切り捨てられる。

これが下請けの現実です。

誰も守ってくれません。

これに気づいた私達は、必死で次の事業を探しました。

けれど、そんなモノ急に降ってくるもんじゃありません。

4〜5年経って、元請けの経営状況も不安定になってきました。

海外展開が頻繁になってきたのです。

自主退職を募り、優秀な人材はすぐに退職を決めていきました。

その優秀な人材の1人から「黒にんにく」を作ってみなか?

というお話を頂戴したのが、転換期のはじまりです。

つづく

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