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貴重な満月の中秋の名月と月見団子。

今夜は一年で一番美しい中秋の名月である。つまり旧暦8月15日の十五夜ということになる。もし今夜、月が隠れていたり、眺める暇がなかったなら、もう一度10月18日(旧歴9月13日)も十三夜の月が楽しめる。

【17時の空】 -見出し写真                           夕方5時頃の東の空は怪しい雲行き、天気予報では雲に隠れながらのお出まし、と言っていたので、慌てて裏に東の空を見に行った。なるほど。あれほど昼はお天気が良かったのに、なんという事。でもうっすら明るいので大丈夫だと思った。日本海側は綺麗に見えると言う。

【18時過ぎの空】                          我が家は住宅に囲まれているので、月がかなり上るまでは見晴らしが悪いので、裏の公園に見に行った。静かな夜景が遠くに見え、目の前はススキの原になっていた。ススキをかき分けて見晴らしが良いところまで行って見た。暗い階段で怖かったが何とか。写真は酷いが間違いなく満月が見えた。ススキの原は秋の虫の大合唱。3分歩いただけで、虫の声も我が家の虫の声の倍以上の音量だった。以下、アプリも何も使わず撮った写真。きっと明日は素晴らしい画像がnoteに沢山出ていると思うので、是非そちらでお楽しみ願いたい。

中秋の名月、公園にて

中秋の名月と夜景、公園にて

20時頃、自宅から】                        ようやく障害物を越えてお月様が上ってきた。絶えず雲に隠れたり出たりで忙しいようだ。しばらく眺めていると様々な表情を見せるので飽きない。

ようやく見えて来たけれど障害物が多くて、この程度。

満月、自宅


満月、雲に隠れた月、自宅、8時頃

名月、自宅

お月見団子】                           コロナ前までは今頃は秋の観光シーズンで忙しく、形だけのお供えで賄っていたが、いまは時間はあるわけで、思いついてお月見団子に挑戦した。  白玉粉で作るのは得意だったが、それもご無沙汰している。       今日は『団子粉』で蒸し器を出して作ってみた。思うようにいかなかったのは蒸しているうちに真ん丸ではなくなったこと。たぶん以前は白玉粉で作っていたので茹でていたせいできれいに丸くなったのだと思う。途中はこんな感じだが、すでにこの段階で大きさも形もバラバラである。

の下ごしらえ月見団子

取りあえずお皿に盛り、今回はみたらしだれを作ってかけてみた。見た目は酷いがお餅の味がして美味しく味わった。

お月見団子のみ。

ススキを採ってこようと思ったが、いざ行って見ると採集が難しいので、 自宅のささやかな秋の花で間に合わせたところ。            藍タデ、シマススキ、フジバカマ、赤色ミズヒキ、シュウメイギクなど。

月見団子、お花添え

こちらは中にあんこを包んだものと、上にのせたもの.十勝あずきの缶詰を使用。いびつで本当にお見せできる代物ではないが、これは仏前にお供えした。ちょうど中秋の名月とお彼岸が重なり、お月様と、そちらの世界に行ってしまった人へのお供えにもなったので作って良かったと思う。それにお団子作りは楽しかった。夢中で何も考えず黙々と練って、丸めて、蒸して、そう言う単純作業は嫌いではない。次回はもう少しましにと思った。

、あんこ入り月見団子

月までの距離】                          月は地球から一番近い天体であるわけだが、いったいどのくらいの距離なのか、と月を眺めているうち考えていた。それほど遠いようには見えなかったけれど、平均すると約38万km。身近な乗り物で向かった場合、         徒歩では11年(4km/h) ,                                                                                 自転車では約3年(15km/h),                     自動車では約6ヶ月(80km/h),                    新幹線では約53日(300km/h)、                  飛行機では約16日(1000km/h)とあった。(天文台のサイトより)

いずれにしても生きているうちに行くことはないので、せいぜい地球から、いや、自宅から眺めることにしよう、お団子をつまみながら。。。      

今日はこの辺で。

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