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我慢が限界ハイスピードエトワール感想文!!最後まで我慢できなかった!!

 始めまして紅葉紅葉(もみじこうよう)です。
 私は昔からレース系アニメで1番好きな物はと聞かれたらサイバーフォミュラーと言う程好きです。なのでハイスピことハイスピードエトワールにはサイバーフォミュラーの特にTV版では描けない物語りを期待してましたが悪い意味で現執筆中の1話~10話まで裏切られ続けて思わず心の叫びを何処かにぶちまけたくてnoteに入りました(Xでは文字数が面倒だった)。

その伝説の始まりは純粋なレースじゃなかった!?

 伝説と言って良いあのサイバーフォミュラーの始まり方は純粋なレースと呼べる物ではなかったんです。確かにGP(グランプリ)でレースは行われるのですが、サポートAIのアスラーダ(ハイスピのアミちゃんみたいなの)が最新技術で軍事利用ができると言う理由で悪い組織に狙われます。それを守るために何だかんだあって主人公の風見ハヤトが乗る事で物語が進んでいき、非公式を除いてもコースも純粋なサーキットコースだけじゃなかったんです(それはそれで面白かった)ほぼ純粋なサーキトになったのはOVAからで凄く面白いので是非とも見て頂きたい作品です。

ハイスピードエトワールで1番期待していたのは物語の始まり方!

 上記で述べた通りサイバーフォミュラーの始まりは成り行きでレーサーになると言うストーリーでした。
 だからハイスピでは正式な手順で選ばれた輪堂凛(りんどうりん)がライバル達とどう戦って行くのだろうと期待に胸を膨らませて待ってました。
 勿論アニメですから主人公がレーサーなのにレースやマシンについて分からなかったりするのはレース関連が分からない視聴者に説明するための必要枠であり物語を動かしやすい便利なのも分かります。
 そして1話はハイスピの世界観を説明するのに大部分を割くのも分かります。
 だから本格的に動く2話に注目することにしました。


EP1富士の空の下で

エピソード1、富士の空の下でのレースを見た感想。

 『キングとクイーン』と呼ばれているロレンツォ・M・サルヴァトーレとアリス・サマーウッドが速過ぎる事を強調して壁の高さと、純粋に余計なセリフを入れないでレースを見せたいのも分かった。ならレース中のピットインした時のキングとピットクルーとの会話は要らなかった。その部分を1話で去るフォーク・オグラの走りに当てて欲しかったと思った。


左)浅河カナタ、真ん中)輪堂凛、右)小町永久

エピソード2、デビュー!のレースを見た感想、レース舐め過ぎてて草

 レースとしてのバチバチ感がなかった。それっぽい台詞が浅河カナタと小町永久(とわ)が言うが気迫がない。
 主人公の輪堂凛は置いといて、レーサーとしての気迫が欲しかった。
 浅河カナタの設定では熱血系とあるが何処に熱があるの分からない。熱くなれよと言いたくなるほど熱くない担当声優さんなら余裕そうなので演出か何かで指導でも入ったんでしょうか?
 小町永久は幼い頃から英才教育を受けて実力がありボッチだった設定らしいが、レースでハンドルを握っているのに緊張感のないままレースゲームでお菓子でも食べながらプレイしてるような感じだった、これも担当声優さんの実力なら余裕でしっかりとレーサーとして芯のある演技が出来そうなのでやっぱり演出でしょうか?
 最後に輪堂凛は物語を動かす重要な主人公なので、上記で述べた主人公補正でレースやマシンの知識が欠落している事は目を瞑りましょう、ですがスタート直後のトラブルでマシンがスピンした時の目が渦巻き状態は我慢できてもマシンの竜巻描写は要らなかったなって思った。
 真面目なレース描写を見せたいならハンドルを握っている時とそうじゃない時で明確にコメディと分けるべきだと思った。

ハイスピードエトワールの個人的な評価

キャラデザイン:★★★★☆(4.5)
マシンデザイン:★★★★      (4)
キャスト   :★★★★★  (5)
オープニング :★★★★★  (5)
エンディング :★★★★★  (5)
ストーリー  :★★★         (3)
シナリオ   :★      (1)
演出     :★★★    (3)
スポンサー  :★★★★★(限界突破)

 キャラクターデザインは本当良い。個人的に輪堂凛と日向光莉(ひかり)とソフィア・B・時任が大好き。キングことロレンツォ・M・サルヴァトーレも良い。レーシングスーツもお洒落で良かった。先の回になるが凛のレーシングブーツの底が肉球になってるのが細かくてめっちゃ可愛かった。ただ神楽知登世(かぐらちとせ)の胸部が風船を入れたような不自然な膨らみに違和感しかなかったのが残念だった。
 マシンデザインはロゴの入れ方とかお洒落で本当に良く、キャラクターに合わせた様なデザインにぐっと来ました特にソフィアのマシンは綺麗系でお姫様をイメージをしたゴージャスな感じは見事でスポンサーのロゴを良い感じに上手く引き立てている様に個人的に感じました。凛ちゃんのマシンは肉球が可愛かった。
 キャストは凄いの一言。
 OPとEDには最高しか出てこないです。水樹奈々さんとSCANDALさんは純粋に好きでカラオケで良く歌うし、いつも聴いているので御褒美アニメです。
 ストリーとして王道、絶対王者を成長した主人公が最終話で抜いて1位になる作品だと思われるが……。
 シナリオが最悪……ストリーは王道、ならどうやってその展開へ持って行くかになるが、レース系としてやっては行けないを全力でアクセルをべた踏みしている感じ、レースの走行中に実況にツッコミを入れるのは一気に萎えました。
演出は良い所もあるが悪い所も多い感じ。
 スポンサー企業凄くね?って見た瞬間思った。

最後に

2話までの感想ですが、何度見ても勿体ないと思った。
執筆時は10話まで放送され、何度も1話から見直してますが、2話までで十分な風呂敷が広げられて幾らでも面白くさせられるフラグがあるのに、何処をどうしてそうなったとしか言えない。
ハイスピードエトワールを友達にどんなアニメと聞かれたら、私は『ハイスピードもんじゃタイム』と答えようかと思います。
では、次の感想でお会いしましょう。

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