絆創膏は傷を塞ぐ、それが癒えれば捨てられる運命。
たとえ感謝などされずに忘れ去られたとしても、それが役割だ、そのために産まれてきたのだと寂しく笑うのでしょう。
その身に付いた血を勲章として。

そうか、私はあなたの絆創膏だったんだ。
そしてもう、貴女の傷は癒えてしまったのか。

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