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ギター耳チューニングのコツ

ギターのチューニングについて。
チューニングはチューナーを使うのが一般的です。チューナーを使っても何だかコードがキレイに響かないことがあります。チューナーのカタログには精度が書いてありますが、あまり信用せずに、微調整は耳でするのがよいと思います。音楽は耳を使うので耳がよいほうがよいです。

ジャズ等のセッションではピアノに合わせます。440Hzのお店はあまりありません。442Hz,443Hzとかです。Aの音をピアノに合わせてチューナーで計って、Aの音が何Hzなのかをピッチのスイッチで確認します。442Hzだったらそのピッチで他の弦もチューナーであわせればよいです。ですが、ピアノの調律が完全でないことが多いです。ピアノの人が何か弾いている時にキレイに響くように任意の音を合わせるのが良いと思います。3弦Gの音であわせることが多いです。ですがピアノの調律がおかしい場合、ベースの人がAに合わせてギターはGに合わせると、これまたおかしくなってしまいます。どうにもならないので最善のチューニングを心がけるしかありません。

結局、耳を使うことになります。442Hzと443Hzの間かもしれません。だいたいのチューナーは1Hz刻みでしかピッチを変更できません。(ギターの任意の弦のピッチを計って、それをメモリーして全体のチューニングができる機能をメーカーさんには作ってもらいたいです。)

最終的には耳だけが頼りになります。

耳を鍛えるためにも耳チューニングがおすすめです。

ギターのハーモニクスであわせる方法がありますが、ハーモニクスはギターの平均律とは異なる?ようなのでお勧めしません。ハーモニクスはだいたいあっているかを確認するために使ってください。

おすすめは、5弦Aの音をまずあわせて、

Aの5fと、D弦
Aの10fと、G弦
Aの14fと、B弦
Aの7fと、E弦(1弦)
Aの7fと、E弦(6弦)

を合わせるのがよいです。

ギターのオクターブ調整があっていることは前提です。

Aの5弦と他の弦を合わせるので、誤差がどんどん大きくなっていくことがありません。

合っているかを耳で合わせます。

合っているかは、うねり、があるかで判断します。

音を出した瞬間に、高いか、低いかを判断するのは難しいです。

うねり、があるかを耳で聞いてください。

うねり、があるかどうかは、何秒かかけて聞かないとわかりません。数秒間は、うねりがあるかどうかを聞いてください。うねり、がなくなったら、その弦のチューニングは完成です。

チューニングの際、確実に低くした状態から、チューニングを始めるとよいです。

「何秒かかけて聞かないとわかりません」というのは気づかない人は何年も気づかないことです。有料情報かもしれません。



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