5月27日週食コラム〜ウドを味わう〜

2024年5月27日 10:28

皆さん、春の味覚、山菜の美味しい季節ですね。
もう山菜を食べられましたでしょうか。

今週は『ウド』のお話しをさせていただきます。

ウドは数少ない日本原産の野菜の一つです。
歴史はかなり古く平安時代に高貴な方が食していた記録があるそうです。

春に山菜を食べるには訳があるようです。

山菜は古来から青菜の少ない時期の栄養源として食され、そして、山菜の苦みには、冬の間にたまった余分なものを体外へ排出させることができる力があるといわれています。

長い冬で体内に毒素が溜まります。
ウドには解毒作用、デトックス効果もあり、体力回復、リラックス効果も期待出来ます。

さて、最近、ニュースで熊が話題になりますが、熊も冬眠から覚め解毒の山菜を好んで食べるそうですね。(共存ですね)

私が住むこの厚別南にウド畑があるってご存知でしょうか？

この畑では、毎年ゴールデンウィークの前後に収穫し市場に卸しているそうです。来年は収穫を見に行きたいと思います。(地産地消ですね！)

ウドで思いますのは、『父』が山菜取りの名人で、よくとってきては食卓に並んでいました。子供の頃は苦くて薬の様に感じていたものです。

今は年を重ね、苦味が身体中に染み渡り、美味しいと思えるようになりました。旬には食べずにいられない食材です。自然と生産者さんに感謝です！

私としては、やっぱりウドは酢味噌和え、葉は天ぷらが1番ですね。

旬なものを食し、今週も一週間元気に過ごしていきましょう。

青葉在住北海道フードマイスター
emma.

移動販売情報　余市「高橋商店」

青葉の方から情報をいただいた移動販売車「高橋商店」をご紹介します。

余市の高橋商店さんは、青葉地域に来るようになって30年。
今は、毎週月曜と木曜に青葉のC棟夕方16:30頃にいらっしゃっています。
明るく、元気をいただける御夫婦です。

車は下記の白のボンゴ車です。荷台に商品を満載にして販売されています。

商品は、食料品で、余市地域の旬の野菜、フルーツ、そして、お魚やお豆腐も取り扱われています。高橋商店さんでは、山菜加工も行われていて、先週は奥様が山から採ってきたばかりの筍とフキがありました。旬の食材を産地から届けてくれるのが魅力です。

もみじ台、青葉地域の方々からは、このあたりにはコンビニがなくて困っているというお話も伺いますが、このような地域にきてくれる移動販売はいかがでしょうか？家のご近所で買えること、そして、商品を手にとって楽しんで買えることが利点かもしれません。ちょっと昔の八百屋さんの風情もありますね。

要望があれば、他の地域にもいけるよとのことでした。その際には、訪問日時を地域一帯で共有してもらって、買ってもらえる人が一定程度いれば定期的にいけるようになるとのことでした。

地域のシニアの方々からは、生活課題として「交通」と「買物」の課題を伺います。移動販売は、一つのソリューションかもしれません。ただ、リピーターが定着しないと地域に定期的にくることも難しくなってしまいます。地域情報を近隣でつないで、より多くの選択肢が継続できるようになればと思っております。

ご興味ある方は　もみ・あおLINEまでご連絡ください。おつなぎいたします。また、もみじ台、青葉地域にきている移動販売の情報ありましたら是非お教えください。