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長瀬有花を"発見"した日【長瀬有花 LIVE "Eureka"体験日記】

その日、私はとても悩んでいた。

がびがびと鳴り響く呼び込み君の映像をTwitterで眺めながら、長瀬有花のワンマンライブ"Eureka"に申し込むかどうかにとても悩んでいた。

長瀬有花のことを知ったのは、Aiobahnの楽曲『宙でおやすみ』。

Aiobahnの少し懐かしさを感じ沈むように浸れる音楽に、ボーカルの長瀬有花のちょっと抜けた、それでいて丁寧な歌声。それにどハマりし、いつの間にかAiobahnと長瀬有花双方の楽曲を聴き漁っていた。

そんな日々の中、長瀬有花のYoutube配信を見に行っていたところ、なんでももうすぐライブをやるらしい。それもライブハウスでの現地ライブ。

ライブハウスでのライブなんてしばらく参加していなかったし、どんなライブになるのかとても気になった。しかも先着で受付中という状態。

行くしかない!!!!と思いつつ、他の出費も重なっているし、そもそも平日なので仕事がちゃんと終わるのかわからない。そんな理由でめためたに悩んでいた。

そこへ…

!!!!!

ご本人様から後押しの追い呼び込み君が飛んできた。

5分後にはチケットを購入していた。

ありがとう。

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当日。

仕事はギリギリに終えた。本当にギリギリまで作業をしていて、そのままばちこーんと勤怠を打って電車に飛び乗った。金曜日だったのでその瞬間の気持ちよさは計り知れない。

開演19:00で18:25に退勤。まじでギリギリだ。会場の「恵比寿LIQUIDROOM」に着いたのは18:50ごろ。落ち着いて物販などに並べなかったのは残念だったけど、間に合ったのでよかった。

会場に入る。

キャパ1000人ほどのライブハウスに入るのは本当に久しぶりだったけれど、熱気がすごい。高揚感あふれちゃう。

暗転してしばらくしてから、『fake news』のイントロから始まった。当時この曲を聴いたことがなかったため、良い音楽すぎる!と衝撃を受けた。落ち着いたサウンドに長瀬有花のラジオっぽいnewsの読み上げ。新鮮で心地よい、包まれたいタイプの音楽だ。

そしてライブではそのまま二次元の姿の長瀬有花が登場した。

このような二次元・三次元の姿両方を持つアーティストの現地ライブは初めてだったので、「あ~こういう感じなのか~~」と思った。

まだ知ったばかりで、二次元の姿と三次元の姿、どちらをメインで活動しくているのかがわからなかったので、「さ、三次元も拝みたい~~~」と、この時点では正直に思ってしまった。

2曲目の『駆ける、止まる』を振り向いて手を振るダンスかわいい~~~と思いながら聴いていたら、唐突に映像が乱れ始めた。

まさか…!

そのまさかだった。

ステージのど真ん中にどでかく置かれた宇宙船から、三次元の長瀬有花が登場した。

会場も状況を飲み込めていなかったのか、一瞬の静寂ののち、歓声が上がった。

やはり本人と同じ空間を共有できるのは嬉しいものだ。

その後のライブ同時視聴配信でも本人が言っていたが、冒頭は会場の「こういう感じなのか~~~」というのを感じ取って楽しんでいたらしい。かわいい。

ちなみに顔はすべては明かしておらず、当日はどでかいミラーシールドのようなものをお顔の上半分に着けていた。本人だけでなくバンドメンバーまでみなさんつけていて、結構な迫力だった。


そこからはもう会場の雰囲気に入り浸った。ライブハウス最高だね。

どの曲も良かったのだけれど~~~~~前半で特に印象に残っていたのは3曲目の『白昼避行』と5曲目の『近くて、遠くて』かも。

『白昼避行』は本ライブで初めて聴いたのだけれど、イントロがドツボ。本当にかっこいい。後で原曲を聴いて知ったけれど、ライブでは少しアレンジが入っていたみたい。跳ねるような楽器の演奏が気持ちよかった。

ノリノリでアップテンポな曲をしっかりとだつりょくしつつも力強く歌い上げる長瀬有花が好きだ。あと腕をふりふりしてるのもよかった。これも後から知ったけどMVと同じダンスらしい。

『白昼避行』のアウトロで、「このライブの楽しみ方は自由!」と言ってくれた。好きすぎてニコニコしてしまった。


5曲目の『近くて、遠くて』は、電子音がとても気持ちの良い楽曲だけど真っ暗な会場に張り巡らされるレーザービームの演出がとてもハマっていてカッコよかった思い出。

あと~~~ドラムソロがあってかっこよかった。とんでも速叩きドラムソロにかなり圧倒されて良い時間だった。


少し飛んで中盤。『アフターユ』。

入りはアカペラで、会場内は長瀬有花のだつりょくボイスのみが響き渡っていた。どうしてこんなにくぎ付けにされるんだろうか。

この曲はリズムが大変良くて、自然と頭を振りたくなってしまう。そしてサビの一気にすべてが降ってくる感じ。緩急がすごくて、聴いていて気持ち良い。


全楽曲に触れたいけど語彙力が足りなさすぎる。でもこれだけは絶対触れたい。終盤16曲目『今日とまだバイバイしたくないの』。

この曲はもともと大好きで、『宙でおやすみ』と張るくらいに好きな曲だったので、満を持してやってきた時には大歓喜した。

この曲まず歌詞がよくて、楽しかった日が終わってほしくない寂しい、けれどちょっと暖かい気持ちが大変伝わってきて良いの。長瀬有花ボイスにぴったりだ。

ライブではサックスのアレンジも入ったりして、かっこよくもなっており最高だった。

そして同時に歌詞も歌詞なので、内心そろそろラスト曲なのかしら…と聞きながら思い始めていた。

そしてラスサビ。こちらに一緒に手を振って歌うように促して宇宙船の中に去って行った長瀬有花を見て、あぁ…もうおしまいか…と思った。

思いながら「今日とまだバイバイしたくないの~~~~」と心を込めて全力で歌った。(歌っている間のバチバチなバンドアレンジかっこよすぎた)

結構な長い間歌った。喉と腕が死ぬかと思った。歌わせ過ぎです。ながせさん。(嬉しい悲鳴)


曲は終わり、束の間の静寂。

そして。


『オレンジスケール』のイントロが始まった!

まだ終わりじゃなかった!バイバイじゃなかった!

そんな喜びの声が会場にも漏れ出ていた。

『オレンジスケール』は同じく大好きでよく聴いていた曲だったので、このアンコール的立ち位置の一曲目に持ってこられて大変爆上がりいたしました。

あと黒Tながせさんがかわいすぎちゃった。


そのまま最後の20曲目の『ほんの感想』まで、興奮冷めやらぬまま全力で楽しむことができた。


『ほんの感想』を聴き終えたころには、長瀬有花は私にとってもう間違いなく、「最近知ったいい感じのアーティスト」ではなく「大好きな推しアーティスト」のひとりとなっていた。


最後、長瀬有花が去り際に「気を付けて帰ってね」と呼び掛け、私たちは「はーい!」と思わず素直に答えていた。そんなところが長瀬有花の魅力の1つなのかもしれない。

閉演し、そのままライブハウスをあとにする。

とても心地の良い余韻を感じながら、近くのイタリアンでワインとパスタを食べ飲みしてから帰った。

アルコールで少しふわふわした頭の中ではずっと「今日とまだバイバイしたくないの〜」と流れていた。

長瀬有花を"発見"出来てよかった!!!!!!!

エウレカ古代ギリシア語: εὕρηκα、英語: Eureka)はギリシャ語に由来する感嘆詞で、何かを発見発明したことを喜ぶときに使われる。古代ギリシアの数学者・発明者であるアルキメデスが叫んだとされる言葉である。

エウレカ - Wikipedia


P.S.

ライブレポート的なもの書いてみたいなと思って書いてみたけどとんでも難しかった。こんなレポートじゃライブの雰囲気がわからない?それなら見ればいいじゃない!!!

「長瀬有花 LIVE "Eureka"」期間限定公開中!!!!!!!みよう!!!!!


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