あの時の枯れたわたし、いまの咲いてるわたし

わたしという花


しわしわに枯れ朽ちて


種が土にまかれる


悲しみの雨が降ったら


それは栄養になって


茎へと根へと葉へと


すくすく育っていく


気づいたら世界に一つだけの花


咲いている


空に自慢したら


また満足して


しわしわに枯れ朽ちるんだ


うしろには太陽と月が


代わりばんこで手伝って


順番を見届けてくれる


繰り返して一周すれば


どれもじぶんだったと


いつかわかるんだ


きっとそのときがくるさ

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