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【一〇八歩行術】鉄壁のウォーキング力 5つの歩行術 其の五

鉄壁にウォーキング力をつける歩行術  ⑤
仕事のストレスに負けない歩き ~ 一〇八歩行術 いち・まる・はち ほこうじゅつ~

 いままで紹介した歩行術を毎日の実践し、継続すると歩きの質が良くなってきます。歩きの質が高まれば、身体は健康になってきます。

 しかし、日々の仕事を励んでいると、どうしても精神的なストレスがついてまわります。

 仕事では、「大事な会合でミスしてしまった。」「お客様に失礼な態度をとってしまったのではないか」「部下にきつくあたってしまった」「上司に叱られた」など一日あった出来事をふと思い出してのストレスが、無意識に湧いてくるものです。

 ウォーキング力が高めた歩きをしていたとしても、このように悩みや心配事をしながら、歩いていては楽しくありません。

 そんなときにおススメのウォーキングは、「歩く動作」に集中し、自分の歩きを観察することです。小乗仏教にヴィパサナー瞑想という、瞑想法があります。生きていれば必ずおこる悩み・苦しみを取り除く瞑想法です。

 ヴィパサナーとはインドの古い言葉で、「観察する習慣」を意味します。

 この「観察する習慣」を身につけるのに、ウォーキング力が高い歩きはとても有効です。一本の線を意識したり、腕を後ろにひいたり、足裏の3点を使って歩きを実践していくと、自然と歩きと身体を観察する習慣が身についていきます。

 観察する歩きができたうえで、歩きに集中するのに簡単にできる方法が、数を数えながら歩くことです。

 数を数えるのは万歩計やスマホのアプリケーションを使うのではなく、自分の頭で数を数えるだけです。

 数を数えながら歩くことで、仕事の悩みや雑念を振り払うことができます。つまりストレスが軽減します。

 ただ、たくさんの数を数えることが大変で、どこまで数えたか忘れて、逆にストレスになってしまいます。私の経験では300くらいでも集中して数えるのは結構難しいです。100くらいまでなら無理なく集中して数を数えられます。

 そこで、108歩を数えながら歩きます。

 なぜ108歩か?

 それは、108は仏教では意味がある数字だからです。108は煩悩の数とも言われ、大晦日でおなじみの除夜の鐘の数です。煩悩や雑念を一歩一歩振り払うイメージで歩くのです。

 歩きの動作を観察し、数を数えながら一歩一歩大切に歩けば、仕事や生活で生じた怒りや恐れ・不安などの雑念を、歩いている間だけでも取り去ることができます。 

 このように意味がある数を数えて歩くことで、良いことをしていると心理的に暗示効果が生まれ、心が元気になっていきます。「病は気から」といいますが、健康な身体をつくるには暗示をかけて心を積極的にもっていく気持ちの面も大切です。 

 ただ単に108を数えながら歩くだけではなく、姿勢が良い歩きをしたうえで、数を数えると効果が高まります。

 これが一〇八歩行術(いち・まる・はち ほこうじゅつ)

 疲れているときや仕事のストレスがあるときは、血が頭に上っているので、下に意識を向ける必要があります。そんなときは、下腹部、お腹の下の方、丹田に意識をして歩くと効果的です。


一〇八歩行術 ポイント

1) しっかりと立つ
2) 下半身(丹田)に意識をもっていく。
3) 3つの歩行術(レーザービーム歩行術、アームスイング歩行術)のいずれかを実践
4) 歩きの動作を観察する
5) 歩きに意識を集中する。
6)数をかぞえながら、108歩をしっかり歩く


                                                             JUNJI  MORIYA

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